8: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2018/02/25(日) 18:16:58.46 ID:2bW172L/O
加蓮「お待たせー、じゃーん。プリン持ってきたよ。」
奈緒「おお、どうしたんだそれ」
加蓮「ちひろさんがくれたんだよ。お客さんに貰ったんだって。はい、奈緒の分」
奈緒「サンキューって、あれ、それあたしのだろ」
加蓮「そうだよ」
パカ
奈緒「なんで加蓮がふたを開けてるんだよ」
加蓮「奈緒は病人だから私が食べさせてあげるね、はい口開いて」
奈緒「いいってば、それくらい自分でできるから」
加蓮「だめだよ、普段は簡単にできていても力が抜けてスプーンを持つのですらままならない、それが病気なの!」
奈緒「だからなんで決め台詞っぽく言うんだよ!」
加蓮「ほらほら病人はおとなしく言うことを聞くの。はい、あーん」
奈緒「あ、あーん」
加蓮「はい、美味しいでしょ」
奈緒「恥ずかしくて味が分からないぞ、これ」
加蓮「えー、こんなに美味しいのに。やっぱり病気の時はプリンだよね」
パクッ
奈緒「おい加蓮、なんであたしのプリン食べてるんだよ」
加蓮「別々に開けるの面倒でしょ、後で私のも分けてあげるから。はい奈緒の、あーん」
奈緒「あ、あーん」
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