172:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 01:21:07.79 ID:CaJ2VfCb0
けどまあ、
「どこか行きましょうよ」
173:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 01:21:49.68 ID:CaJ2VfCb0
「ちょっとだけ聞いたんですけど、たしか、内容は──」
「わかるよ」
174:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 01:22:30.64 ID:CaJ2VfCb0
【文化祭 1ー3】
「や、この間ぶり」
175:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 01:23:18.33 ID:CaJ2VfCb0
「呼んでこようか? 中にいると思うよ」
「あー……まだいいよ。仕事中でしょ」
176:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 01:24:05.76 ID:CaJ2VfCb0
言わんとしていることがわかるからこそ、軽率な反応は取れない。
目線が平行なら見える景色も変わるし、考え方が変わればなおさらだ。
「ごめんね。こんなこと言って」
177:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 01:24:38.36 ID:CaJ2VfCb0
「だから、こっちこそごめん」
「……うん」
178:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 01:25:59.81 ID:CaJ2VfCb0
【文化祭 1ー4】
受付の仕事を終え、高校棟の廊下を歩いていると、階段のところに零華の姿を見つけた。
看板を手に持ちあからさまにぶすっとしていたから、気付かないふりをする。
179:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 01:26:34.85 ID:CaJ2VfCb0
「奈雨ちゃんわたしに何も教えてくれないんですよ」
「そりゃそうだろ」
180:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 01:27:25.42 ID:CaJ2VfCb0
「奈雨にさ、昨日言われたんだよ」
「なんてですか?」
181:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 01:28:08.78 ID:CaJ2VfCb0
「あっ」
「サボり? ダメだよれーちゃん。持ち場に戻らないと」
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