181:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 01:28:08.78 ID:CaJ2VfCb0
「あっ」
「サボり? ダメだよれーちゃん。持ち場に戻らないと」
「えー、だって」
零華は助けてくれと言わんばかりにちらと俺を見る。
と、俺の存在に気付いたらしい。目を向けられる。
「……っと、彼氏さん?」
「え」
「ああ、デート中……」
「……ま、まあそんな感じ、かな?」と腕を取られる。
何やってんだこいつ。深刻なツッコミ不足。
真面目そうな零華のクラスメイトはふむふむと頷いて、
「ならいいっか。せっかくの文化祭だしね」
と言って、零華の持っていた看板を受け取った。
「……いや、あの、零華?」
「……えっと、先輩が抵抗しないのが悪いと思います」
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