26: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/02/08(木) 01:59:26.44 ID:1k4n5Mtx0
○
通された部屋で待つこと数分、お盆に湯呑とお茶請けを載せて、さっきの女性が戻ってきた。
27: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/02/08(木) 01:59:55.66 ID:1k4n5Mtx0
○
やがて説明は終わり、千川さんに見送られ事務所を出た。
28: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/02/08(木) 02:00:42.17 ID:1k4n5Mtx0
○
帰路、ふと考える。
29: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/02/08(木) 02:01:09.53 ID:1k4n5Mtx0
◆
というわけで、ここまでが例の人に出会うまでのアタシの話だ。
30: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/02/08(木) 02:02:40.49 ID:1k4n5Mtx0
■ 3
31: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/02/08(木) 02:06:36.63 ID:1k4n5Mtx0
○
デビューを目指してレッスンを積もうにも現時点の能力値を知らないことには、ということでアタシは一通りの能力を測定される。
32: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/02/08(木) 02:07:04.34 ID:1k4n5Mtx0
○
結果が記された書類をトレーナーが持って来るのと同じくらいに、レッスンルームにアタシをスカウトしてくれた……アタシの策略にはまってくれたあの男が入ってきた。
33: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/02/08(木) 02:07:42.43 ID:1k4n5Mtx0
○
男は手渡された書類を見て、一言二言トレーナーと話したあとで、アタシのもとへとやって来た。
34: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/02/08(木) 02:08:09.51 ID:1k4n5Mtx0
○
「え、ちょっと。はぁ?」
35: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/02/08(木) 02:08:49.92 ID:1k4n5Mtx0
○
こうまで言われて、諦めましたやっぱり辞めます、なんてのはアタシのちっぽけなプライドでも許せなかった。
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