【モバマス】白菊ほたる「あまざらしなPさん」
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68:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:22:57.26 ID:2X1um2xF0
ほたる「はい……おはようございます、ちひろさん、プロデューサーさん……」

P「……?」

ちひろ「今日もレッスンでしたね。どうですか、調子は?」
以下略 AAS



69:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:23:24.09 ID:2X1um2xF0
――CGプロ エレベーター――

ほたる「プロデューサーさんは1階ですよね? 私はレッスンルームだから2階――」

ほたる(――のボタンを押そうとした私の手をプロデューサーさんは制しました)
以下略 AAS



70:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:23:50.60 ID:2X1um2xF0
P「そうだ、僕も君ももう一度新しく生まれ変われるよ。傷ついて笑うのは金輪際もうやめにしよう」

ほたる(……というより、最初から抗う気持ちがなかったのかもしれません)

ほたる(プロデューサーさんに手を引かれ、CGプロダクションから私たちは抜け出しました)
以下略 AAS



71:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:24:17.21 ID:2X1um2xF0
ほたる(都心から電車を乗り継いで2時間弱)

ほたる(私とプロデューサーさんは東京の最西端の駅にいます)

ほたる(電車の中では、プロデューサーさんはいつも通りにほとんど無言でした)
以下略 AAS



72:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:24:44.49 ID:2X1um2xF0
ほたる「ここは……キャンプ場……ですか?」

P「…………」コクン

ほたる(駅から歩いて15分ほどでしょうか)
以下略 AAS



73:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:25:10.53 ID:2X1um2xF0
P「…………」

ほたる「あ、プロデューサーさん……」

ほたる(しばらくぼんやりしていたら、事務所から背負っているギターケースとバッグに加え、小さな薪や着火するための道具なんかも抱えたプロデューサーさんが戻ってきました)
以下略 AAS



74:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:25:36.90 ID:2X1um2xF0
ほたる(プロデューサーさんとキャンプ場の一角に陣取ると、そこでプロデューサーさんは傘が開いたような形に薪を組みました)

ほたる(私にも何か手伝える事はないかと思ったのですが、ものすごく手際よく薪を組む手つきを見ていると、邪魔になってしまうだけに思えました)

ほたる(こういう経験があるんですか、と尋ねてみたら、一度やってみたかったから手順を調べた、といったようなニュアンスの言葉を返されました)
以下略 AAS



75:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:26:06.85 ID:2X1um2xF0
ほたる「……プロデューサーさん」

P「……?」

ほたる「……ありがとうございます」
以下略 AAS



76:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:26:42.47 ID:2X1um2xF0
P「……どっかで陰が落ちれば、どっかに光は射すもの。どこに立っているかくらいで不幸せとは決まらねえ」

ほたる「…………」

P「昨日から雨は止まない、でも傘なんて持ってない」
以下略 AAS



77:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:27:11.42 ID:2X1um2xF0
ほたる「……何を燃やしたんですか?」

P「……出せなかった手紙」

ほたる(プロデューサーさんはそれだけを呟くと、次もバッグから、今度は小脇に抱えられるくらいの量の書類を取り出しました)
以下略 AAS



78:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:27:42.91 ID:2X1um2xF0
P「……燃えろ 燃えろ 全部燃えろ これまで積み上げたガラクタも」

P「そいつを大事にしてた僕も 奇跡にすがる浅ましさも」

P「雨にも負けて 風にも負けて 雪にも夏の暑さにも負けて」
以下略 AAS



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