74:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:25:36.90 ID:2X1um2xF0
ほたる(プロデューサーさんとキャンプ場の一角に陣取ると、そこでプロデューサーさんは傘が開いたような形に薪を組みました)
ほたる(私にも何か手伝える事はないかと思ったのですが、ものすごく手際よく薪を組む手つきを見ていると、邪魔になってしまうだけに思えました)
ほたる(こういう経験があるんですか、と尋ねてみたら、一度やってみたかったから手順を調べた、といったようなニュアンスの言葉を返されました)
ほたる(言葉少なく話をしているうちに、プロデューサーさんは組んだ薪の中央部に丸めた新聞紙を詰め、火をつけました)
ほたる(その火は次第に薪にも移り始め、しばらくすると、テレビや漫画などでよく見る焚き火のような形で炎が立ち上がりました)
ほたる(パチパチと薪の爆ぜる小さな音、ゆらゆらと揺れる炎)
ほたる(しばらく無言で、プロデューサーさんと私は並んで座りながら、それを眺めていました)
ほたる「…………」
P「…………」
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