299: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/02/19(月) 12:58:07.81 ID:ukQp6ETJO
300: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/02/19(月) 12:59:20.28 ID:ukQp6ETJO
(メメ;゚ω゚)「……おおおっ!?」
「わっ、暴れんじゃねえ馬鹿野郎!」
状況が飲み込めず、動揺し、更に大きく身動ぎ。途端、僕を背負う人物がバランスを崩しかけて叱責の声を上げる。
301: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/02/19(月) 13:00:07.07 ID:ukQp6ETJO
迷走する思考の果てにそんな身も蓋もない感想を浮かべた僕を尻目に、女生徒は直ぐ隣を走っていた別の人影に問いかける。根賀、と呼ばれたその人物は、一瞬だけ視線を後方にやると大きな眼を僅かに眇めいかにもうんざりした風で舌を出してみせる。
熊手のように大きな右手に握られているのは、拳銃───SIG SAUER P226。
(;●▲●)「数は20〜30ってところか、息切れ一つしてる様子がねえぞ……クソが!」
302:名無しNIPPER[sage]
2018/02/19(月) 14:11:12.21 ID:LytXoJpN0
時間かけるならもうちょっとマシなものを書けよヘタクソ
303:名無しNIPPER[sage]
2018/02/19(月) 20:31:27.72 ID:+wWWpvmA0
おつおつ
先生どんな状況に巻き込まれてんだw
304:名無しNIPPER[sage]
2018/02/20(火) 20:16:05.81 ID:WPvd4aJb0
乙
305:名無しNIPPER[sage]
2018/02/20(火) 21:27:13.31 ID:+aM41ZDq0
本読んで勉強した方が良いよ
306: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2018/02/21(水) 23:01:28.81 ID:BsS8N4hC0
散弾銃という日本式の名称が示すとおり、ショットガンの弾丸は前方の空間へ拡散発射される。射程距離が概ね50m前後と極端に短い代わりに、近接戦闘での殺傷能力と空間制圧能力はとても高い。故にその性能は、市街地や閉所での接近戦で特に遺憾なく発揮される。
そう、例えば今僕らがいる、人が四、五人も横に並ぶと隙間がなくなるような狭い廊下とか。
『キィイイアアアアアアアアアッ!!!?』
307: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/02/21(水) 23:05:19.22 ID:BsS8N4hC0
ムラカミさんの走りを邪魔しないよう、僅かに首だけ動かして前を覗き込む。
眼に映るのは、3メートルから4メートル先でぴょこぴょこと上下に揺れる赤い毛玉。一瞬面食らったが、よく眼を懲らせばそれはパーマをかけられた頭髪だ。
やはり船舶科の服を身につけていて、邪魔だったのか帽子は右手に握られている。背は160cm前後、此方もこの年代の女性として低いわけではないのだが、僕が“ムラカミさん”の上から見ているせいもあってかどうしても小柄に感じてしまう。
308: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/02/21(水) 23:09:35.68 ID:BsS8N4hC0
無論、深海棲艦がらみだというのは僕でもある程度予想は着く。学園艦の現状を考えれば、人間を好き好んで追い回す存在なんて奴等関連ぐらいしかいない……と思いたい。
問題は、この地形。こんな狭い廊下の中を甲板上にいるあのデカ物が動こうとすれば、それこそ艦を内部から破壊しつつ進むことになる。だが背後から迫る気配は、足音から察するに明らかに人間サイズだ。
(メメ;^ω^)(まさか“ヒト型”種……いや、だとしたらショットガンや拳銃如きで食い止められる相手じゃないお)
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