道明寺歌鈴「共に歩きたいから」
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10: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/12/26(火) 22:45:02.44 ID:+y8PjNgpo

 地面へと吸い込まれた白い花びらはすぐにその形を失っていきます。聞いた天気予報では積もると言っていました。こんなに儚く消えてしまうというのに、本当に積もるのでしょうか。そんなことを思うと、この雪が私とプロデューサーさんの関係を示しているかのようだと思ってしまいました。いつかは儚く消えてしまう。アイドルとプロデューサーという関係、今はまだこうして一緒にいられるけれど、いつかは別れて歩むことになってしまうのでしょうか。

「嫌……」

以下略 AAS



11: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/12/26(火) 22:46:20.96 ID:+y8PjNgpo




「あ、ぷろでゅーしゃー……プロデューサーさんっ!」
以下略 AAS



12: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/12/26(火) 22:47:09.53 ID:+y8PjNgpo

 住宅街へと。そろそろプロデューサーさんには気付かれていそうですがまだ何も言ってはきません。やっと収まってきた心臓の高鳴りがまたドキドキと鼓動しだしました。

「つ、着きましたっ!」

以下略 AAS



13: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/12/26(火) 22:47:50.55 ID:+y8PjNgpo





以下略 AAS



14: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/12/26(火) 22:48:50.45 ID:+y8PjNgpo

「すぅ……お待たせしましたっ!」

 ドアを開けて迎え入れます。ドキドキしながら待っているとぽかんとした表情のまま反応がありません。

以下略 AAS



15: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/12/26(火) 22:49:48.80 ID:+y8PjNgpo


 私の用意した食事を美味しそうに食べるプロデューサーさんを見ていたらクリスマスというよりも、普段の土曜日みたいな雰囲気になっていました。
 私の今日の収録のこと。茄子さんがアドバイスしてくれたこと。プロデューサーさんのお仕事のことや、私の学校での成績がどうだったとか他愛もないお話をしていたらあっという間に時間が過ぎていきました。
 もうこんな時間と、時計へと向けた視線が窓の外の景色を視界へと映しました。
以下略 AAS



16: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/12/26(火) 22:50:30.00 ID:+y8PjNgpo


「プロデューサーさーん、バスタオル置いておきますね?」

「おー、ありがとう」
以下略 AAS



17: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/12/26(火) 22:51:12.60 ID:+y8PjNgpo




「ふぁぁ…」
以下略 AAS



18: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/12/26(火) 22:52:20.61 ID:+y8PjNgpo

「お、お邪魔しまつっ…」

 もぞもぞと入り込むとプロデューサーさんの体温に包まれているようでなんだか安心しました。そのままじっとしていると段々と意識が薄れてきました。

以下略 AAS



19: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/12/26(火) 22:53:31.36 ID:+y8PjNgpo
おしまい

ありがとうございました




20:名無しNIPPER[sage]
2017/12/29(金) 02:30:12.08 ID:ggRbWexF0

とても良かったです


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