13: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2017/12/26(火) 22:47:50.55 ID:+y8PjNgpo
『んー、あ、そうだ! 歌鈴ちゃんのお部屋に招いたらどうですか?』
『わ、私の!?』
茄子さんから放たれた言葉に驚いて聞き返すと、茄子さんは大きく頷いてから微笑みました。
『どこかで食べるのが難しいならお部屋に招いちゃえばいいんですよ。普段はそんなことできないけど、ほら、今日はクリスマスですから……ね?』
そう言ってウインクする茄子さんの姿はとても小悪魔っぽかくて、でもとても頼もしく見えました。
『で、でもそんな……いいんでしょうか……』
『ふふっ、いいんですよ。せっかくの聖夜、奇跡を起こしちゃって♪』
『……はいっ、わかりまひ…ましたっ!』
『その意気ですよ、私も応援してますからね〜』
ちひろさんから言われたあと、茄子さんと出会って相談した時に励まされたことを思い出しました。12月25日の22時過ぎ、準備を済ませた部屋の中で一人。強引に連れてきて、少し準備があるからとプロデューサーさんを玄関の外で待たせてしまっています。
テーブルの上に並べた料理に、室内に施した装飾。
……うん、よし。確認を終えると茄子さんから「余ったので」と分けて貰った赤いサンタの帽子を被りました。
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