97:名無しNIPPER[saga]
2018/01/06(土) 20:48:10.72 ID:eJvlprTto
美森「……千景ちゃん。私はこの世界の真実を知ってしまったのよ」
千景「世界は炎に呑まれていて、バーテックスが無限に湧いてくることかしら?」
98:名無しNIPPER[saga]
2018/01/06(土) 20:50:37.07 ID:eJvlprTto
美森「初代勇者の千景ちゃんは、私を止めてに来たの?」
千景「現勇者の東郷さんを止めに来る道理など、私にあるわけないでしょう?」
99:名無しNIPPER[saga]
2018/01/06(土) 20:52:34.43 ID:eJvlprTto
千景「人と人が居るのだから仲良しこよしの楽園空間であることのほうがおかしいのよ」
美森「それを考えれば私と千景ちゃんのほうが健全な状態にあるのかもしれないわね」
100:名無しNIPPER[saga]
2018/01/06(土) 20:55:46.91 ID:eJvlprTto
美森「多分、正面からこう言う風に言い合いをしたのは生まれて初めての経験だと思うわ」
千景「本当は幼少期に体験しておく事柄なのでしょうけれど、環境と性格によっては中々難しいのよね」
101:名無しNIPPER[saga]
2018/01/06(土) 21:00:06.29 ID:eJvlprTto
*エピローグ&プロローグ『結城友奈』
友奈「はぁ、はぁ……はぁっ……!」
102:名無しNIPPER[saga]
2018/01/06(土) 21:02:11.33 ID:eJvlprTto
友奈(自分のことを思い出してしまえば、一緒に元の世界の記憶だって思い出せる。……根性でぐんちゃんとの記憶だけはまだ残してあった。だから私はまだまだ私で居ることができる)
友奈(ぐんちゃん……)
103:名無しNIPPER[saga]
2018/01/06(土) 21:04:51.49 ID:eJvlprTto
友奈(高嶋友奈であることを暫く思い出せなかった頃、私は樹海の中に居た。風先輩と樹ちゃんが戦っていて、私と東郷さんはそれを見ているしかなくて)
友奈(怖かった。何で私たちが、って思った。でも、風先輩と樹ちゃんの姿にとっても勇気を感じて、勇者だと思った。私もそうありたいと憧れた)
104:名無しNIPPER[saga]
2018/01/06(土) 21:06:30.10 ID:eJvlprTto
友奈「……そうだ……高嶋友奈の役目は、まだ……まだ終わってなんかいない……!」
友奈(記憶は大分曖昧になってしまっているけど、これだけは覚えている。風先輩を止めて、それから、それから──!)
105:名無しNIPPER[saga]
2018/01/06(土) 21:08:59.95 ID:eJvlprTto
【次回予告】
犬吠埼姉妹の女子力を見せてあげるわッ!
106:名無しNIPPER[saga]
2018/01/06(土) 21:10:01.95 ID:eJvlprTto
ここまでお読みいただき誠にありがとうございました
これにて『高嶋友奈の章 第二話「心の平安」』は終了となります
お察しの方もいるかもしれませんが今話は『心の平安=ホオズキ=偽り』が物語のテーマです
107:名無しNIPPER[saga]
2018/01/06(土) 21:11:40.47 ID:eJvlprTto
【おまけ・小ネタ解説】
・なんか凄いマッサージチェア→今住んでいるところのイオンに置いてあったので実際に体験済みです
・北条って結局誰よ?→チャットシリーズから名前だけ友情出演(番外編で肩もみを書いていたため)
・マサオさんとぬーぼー→友奈ちゃんの部屋にある漫画の名前を一部だけ変更
・わかばード→早速取り入れていることからも分かるようにこのSSは割と即興です
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