59: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/13(水) 02:12:26.70 ID:VbrfxfJEo
「きっと覚醒する前にあったって、潜在的な意識の中では一番良い手段を本能で選んでいたんだなぁ……!
俺は常々春香のそういうアイドルとしての嗅覚と言うか、芯のぶれないところが魅力だと思っていたんだよ!」
「えっ、えっ!? み、魅力的ですか!」
60: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/13(水) 02:13:28.40 ID:VbrfxfJEo
とりあえずここまで。
61:名無しNIPPER[sage]
2017/12/13(水) 15:44:50.58 ID:KGszQirlO
しっとぶかいかっかだなぁ
乙
62:名無しNIPPER[sage]
2017/12/13(水) 23:59:01.99 ID:goz1D9Eyo
かわいいじゃないの
63: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/14(木) 06:51:35.69 ID:3WL1s/2Yo
===
ところは変わりここは事務所。
敬愛なる春閣下さまより尊い生血を分け与えられた"ヴァンパイア"百合子はと言うと、
64: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/14(木) 06:53:21.65 ID:3WL1s/2Yo
スピーカーから聞こえて来た彼の真剣なその口調に、
百合子はスマホを少しだけ顔から離すと高鳴る鼓動を落ち着かせるため自身の胸へと手をやった。
「プ、プロデューサーさんのお家ですか?」
65: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/14(木) 06:55:26.24 ID:3WL1s/2Yo
おお百合子よ気でも狂ったのか!? 否、本人は至って正気だった。
無論、彼女だって人が空を飛べないことは百も承知。
だが、しかし、今の百合子は人でありながら人でない。
66: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/14(木) 06:56:47.45 ID:3WL1s/2Yo
===
自らの浅はかさが招いた結果とはいえ思わぬ赤っ恥を掻いた百合子。
彼女が呼び出しを受けたプロデューサーの家を訪ねた時、
67: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/14(木) 06:59:36.56 ID:3WL1s/2Yo
「して、百合子よ。そちはどうしてココに来た?」
「え? ど、どうしてって、そのぉ……。プロデューサーさんに呼び出されて」
68: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/14(木) 07:02:56.05 ID:3WL1s/2Yo
なにせ男はアイドルたちを愛していた。
とはいえ、それは異性に抱く愛情ではなく家族に向ける親愛に近い気持ち。
その、ともすれば妹や娘のような少女のパンチラに劣情を催してしまうなど人として――
69: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/14(木) 07:04:22.98 ID:3WL1s/2Yo
とりあえずここまで。
次回更新で起承転結の承を終え、転に繋ぐ為の安価を取りたい予定です。
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