59: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/13(水) 02:12:26.70 ID:VbrfxfJEo
「きっと覚醒する前にあったって、潜在的な意識の中では一番良い手段を本能で選んでいたんだなぁ……!
俺は常々春香のそういうアイドルとしての嗅覚と言うか、芯のぶれないところが魅力だと思っていたんだよ!」
「えっ、えっ!? み、魅力的ですか!」
「ああ、とても大切なことだ! プロデューサーとしても鼻が高い!」
「あ、あはは! あは、ははは……♪ や、やだ! そんなに褒めて貰っちゃうと、私、私勘違いしそう――」
そうして今や顔も真っ赤、両手で頬を抑える春香に向けてプロデューサーは「何言うか!」と上機嫌のまま腕を振り。
「春香一人だけの話じゃないさ! 俺は765プロにいるアイドルのみんながその器を持ってると思ってるぞ!!」
次の瞬間、彼は見えない何かに押さえつけられるかのようにフローリングの上に倒れ込んだ。
不快な音が耳にメリメりと――それは全身の骨が圧力に軋んで上げた悲鳴である――プロデューサーに痛みと苦しみを与える中、
のぼせた頬に手を添えて、春香は小さく嘆息してから呟いた。「Pよ、お主は利口であっても阿呆じゃの」と――。
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