【ミリマス】女王閣下をプロデュース
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63: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/12/14(木) 06:51:35.69 ID:3WL1s/2Yo
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ところは変わりここは事務所。

敬愛なる春閣下さまより尊い生血を分け与えられた"ヴァンパイア"百合子はと言うと、

彼女の命令通りにあらかたの掃除を完了させ、今は自身の力ではどうにも復元することのできない
壊れたホワイトボードやテレビを前に途方に暮れている真っ最中。

積み上げられた机や椅子、転がる棚やソファの類は常人離れした怪力を使い――
そう! 春香から直接力を授かった彼女の身体能力は、もはや並みの人間よりも高いのだ――
どうにか元の場所に戻すことができてもだ。

「割れた液晶に壊れたボードなんて、どう直したらいいか分かんないよ〜……」

まさか、手の平をかざすだけで新品同然に修復できるワケでもない。

試しに両手を打ち鳴らし、「錬成!」と叫んだりしてはみたものの、
廃品と化したテレビはうんともすんとも言わなかった。

お手上げである。白旗である。

いずれは戻って来る事務所の人間にこんな現場を見られた時、
一体なんと言い訳をすれば良いものか?

落ち込む百合子の感情に合わせ、頭の飛膜もうなだれる。……と、その時だ。
彼女のスマホがティン! と着信を知らせたのは。

「はい、もしもし百合子です――」

「百合子、俺、プロデューサーだけど。……お前の方はまだ事務所に?」

「プロデューサーさん? ええ、今お掃除が一息ついたトコで」

「なら良かった! 急な話で悪いけど、今からウチに来れないか? 少し、話したいことがある」


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