勇者「よーし、いっちょ叛乱でもするか!」
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55: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/01/03(水) 17:46:46.83 ID:0y33kF5p0
―1週間後―

黄金色の魚鱗鎧を身に着けた軍隊が、堂々と町を練り歩く。
アルマリクの視察団が到着したのだ。先頭に立ち案内するのは、先代勇者と軍師である。
心なしか、先代勇者の顔は蒼ざめているように見えた。
以下略 AAS



56: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/01/03(水) 21:27:15.69 ID:0y33kF5p0
魔女「で、調略は上手くいったのかい?」

間諜「バッチリでーす! ぐんひひゃんはほふほっひははへふ! ほーはひへんふぁっふぁへふはは!」モグモク

勇者「肉を口に入れたまま喋るなよ。何言ってるんだ?」
以下略 AAS



57:名無しNIPPER[sage]
2018/01/04(木) 00:49:08.46 ID:GAmWAbrDO



58:名無しNIPPER[sage]
2018/01/05(金) 14:40:13.46 ID:dxz5/zl/O
いい加減他人のSSにIDも変えずにレスするのやめてもらっていいですか?
あなたの言い分とかどうでもいいので向こうのSSに出張って来るのはやめてください


59: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/01/05(金) 15:45:31.84 ID:BvFy2ZQy0
手筈は整った。ガンジャはとっくに宝物庫から運び出している。
昨夜、薬師の紹介で大富豪の屋敷へ案内された。
薬師が本当は手練れの間諜であることも、耳が聞こえないのが嘘であることも、そこで知った。
それから、魔女が国家転覆のため密かに動き回っていることも。
驚いたものの、先代勇者に報告する気はなかった。
以下略 AAS



60:名無しNIPPER[sage]
2018/01/05(金) 18:48:19.95 ID:jXG+ugNA0



61: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/01/08(月) 22:22:43.76 ID:EImb6bLy0
時計回りに町を巡り、視察団は大広場に辿り着いた。
演説台の周りは英雄の言葉を聞きにきた民衆と護衛のための守兵でぎっしり埋まっていた。
魔女と勇者も聴衆の中に交じっている。
白い魔女帽が目印だ。

以下略 AAS



62: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/01/08(月) 23:54:07.82 ID:EImb6bLy0
先代勇者「なッ……!」

箱に刻まれた黒い羊の紋章を目にした途端、先代勇者は力が抜けたようにへたり込み、両手で頭を抱えた。

先代勇者「こんな大事な時に……何故だ、軍師! やめてくれ……やめてくれ……! もうやめてくれ……!」 
以下略 AAS



63:名無しNIPPER[sage]
2018/01/09(火) 02:41:10.74 ID:Nlp8TbvDO



64: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/01/11(木) 13:39:48.53 ID:JVufzibb0
肥った男はゆらりと立ち上がると、国王と側近を見据え、胸に秘めた思いを吐き出すように捲し立てた。

先代勇者「ここまでされては、弁明の余地もありません。私は、確かに闇商人と取引を行いました。軍師が述べたことも認めます」

側近「なぜ、このようなことをした? 民の姿が見えなかったのか?」
以下略 AAS



65:名無しNIPPER[sage]
2018/01/11(木) 18:27:15.25 ID:4eFaevuDO

牛でなく馬とは優しいなww



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