27: ◆EpvVHyg9JE[sage]
2017/12/18(月) 20:51:47.03 ID:x6tdeWhGO
次に来た時だ
凡ミス多くてスマソ
28:名無しNIPPER[sage]
2017/12/18(月) 23:01:56.24 ID:LdBLk2xDo
あ、そう。一生懸命頑張ってね
29:名無しNIPPER[sage]
2017/12/18(月) 23:12:36.73 ID:yGAD9twdo
期待してる
30: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2017/12/19(火) 00:22:08.25 ID:2ZsS7dc10
軍師「かつての仲間が訪れた程度のことで、私を呼びつけないで頂きたいものだ」
黄金の廊下を歩く、童子のような男が一人。軍師である。
頭の左側がズキズキと痛んでいる。内側から金槌で頭蓋骨を叩かれているような激しい痛みだ。
足取りがおぼつかない。今朝食べた人参の炒め物が、胃液に乗って喉元までせり上がってくる。不快極まりない。
31: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2017/12/19(火) 17:02:44.65 ID:1cHfv/HrO
書斎の扉を開けると、煌びやかな世界とは一転、漆黒の闇が広がる。窓がない書斎では、火を灯さねば昼でも暗い。
ランタンを二つも灯すと、大分明るくなった。
軍師「やっと書斎に着いた……。さぁ、仕事だ。怠けてはいられんぞ。忙しい忙しい」
32:名無しNIPPER[sage]
2017/12/19(火) 18:46:57.78 ID:tMimQiVio
おもしろい
33: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2017/12/20(水) 17:38:35.35 ID:zPAwmRea0
軍師は原稿を手に取り、流し読みした。
行き過ぎた徴税、軍と貴族の癒着、各地で横行している麻薬の密売。
なるほどと思わせる内容だが、それだけに稚拙な官能表現が目立ってしまう。
軍師「国の現状を痛烈に風刺したつもりなのだろうが、心に響くものはないな」
34: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2017/12/20(水) 17:50:06.06 ID:zPAwmRea0
間諜「感染症で耳と聴力を失いまして。魔道具がなければ、まったく無音の世界なのです」
間諜がヘッドフォンを取り、耳のあった場所を指差した。
真っ赤に爛れている。軍師は顔を背け、呻くように言った。
35:名無しNIPPER[sage]
2017/12/20(水) 23:24:30.83 ID:nqT/0BwA0
あ、そう。一生懸命頑張ってね
まだ続けんの?
36: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2017/12/21(木) 00:44:33.07 ID:2xe7qRnY0
翌朝、薬師が白い粒の入った袋を持ってきた。
間諜「南方に呉茱萸(ごしゅゆ)という植物がありまして。それを乾燥させて磨り潰した薬です」
薬師の話によれば、側頭部の痛みは血流の乱れによるものだという。
37: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2017/12/21(木) 00:46:18.25 ID:2xe7qRnY0
最後の行、間諜が薬師になってしまった
凡ミススマソ
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