勇者「よーし、いっちょ叛乱でもするか!」
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133: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/02/16(金) 00:47:19.33 ID:8+YFbR/R0
勇者「やったな、便所掃除!」

死屍累々。
積み上げた死体の山に、便所掃除は一人で座っていた。
死力を尽くした。勇者も、貴族達も、皆が一丸となって死力を尽くした。
以下略 AAS



134: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/02/16(金) 01:10:02.28 ID:8+YFbR/R0
数日後、食堂の前にて。

便所掃除「よし、始めるとするか」

どんな仕事にも、学ぶことはある。
以下略 AAS



135:名無しNIPPER[sage]
2018/02/16(金) 01:58:33.93 ID:gZFPhr4DO



136:名無しNIPPER[sage]
2018/02/16(金) 04:27:47.43 ID:WP9M9JHpo
あ、そう。一生懸命頑張ってね


137:名無しNIPPER[sage]
2018/02/16(金) 10:28:03.23 ID:HSH1IF8LO
妹ちゃんの出番が少ないのが不満だけど、面白いよ。書きたいものがあるなら頑張ってくれな。


138: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/02/20(火) 00:16:57.22 ID:1IV/NG8u0
砂利だらけの道を、一台の荷車が音を立てながら進んでゆく。
雨上がりの原野。夏草の熱気と、露に濡れた土の匂いが混ざり合う。
青と緑で統一された、牧歌的な田舎道。

その中で、場違いなほど真っ白い輝きを放つ妙齢の女性がいた。
以下略 AAS



139: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/02/23(金) 21:02:54.05 ID:NkOD371y0
目覚めた頃には、荷車の揺れは収まっていた。
穢れもない、喧騒もない、神殿のごとく静謐な空間だった。
竹の葉の隙間から漏れた暖かな日差しが、荷車を優しく包み込む。
奥に、柴垣が見えた。

以下略 AAS



140:名無しNIPPER[sage]
2018/02/24(土) 02:09:11.89 ID:JCJ/BujDO



141: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/02/24(土) 18:47:24.26 ID:w1egUsIT0
大富豪「間諜から話は聞いている。無事にバルフを奪取できたそうだな。峻険な山々で王都からの侵攻を防ぎ、アムダリヤ川を運河に利用すれば周辺都市との交易も盛んになる。よい位置だ」

魔女「ところで、キミが手に持ってる……その板は何だい?」

大富豪「大唐国の商人から仕入れた版木だ。手で書き写すのは時間も労力もかかる。はっきり言って効率が悪い。そこで、木版印刷なるものに着手してみようと思ってな。急遽、取り寄せた」
以下略 AAS



142:名無しNIPPER[sage]
2018/02/24(土) 22:14:12.58 ID:HXTGgb1SO
矢じりにくそをぬるなら、それがもとで雑菌がないぶに入り撤退したテルメズ軍に疫病が流行る敵な描写もほしいような


143: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/02/25(日) 22:48:55.93 ID:Hix20SZ60
魔女「間諜への依頼は済んだの?」

大富豪「とっくにな。タシケントの写生工場とバルフを結ぶ、安全な輸送路の確保を頼んだ。父の遺産も無限ではない。無駄な買収は避けて通りたいところだ」

大富豪「偽造書類も作れるには作れるが、墨液識別魔法を使われた日には、一瞬で偽の荷物だと判明する。そこから足もつくだろう」
以下略 AAS



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