勇者「よーし、いっちょ叛乱でもするか!」
1- 20
128: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/02/10(土) 20:03:30.18 ID:ZvbAjQSX0
便所掃除「農夫、牛を貸せ!」

農夫「はわわわ、オラのベコに何するんだべか」

農夫を押しのけ、牛の背にまたがった。
以下略 AAS



129:名無しNIPPER[sage]
2018/02/11(日) 15:08:55.40 ID:wAP+SaMDO



130: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/02/12(月) 21:28:57.83 ID:pfprEqcP0
勇者「便所掃除、指揮する時は気を付けてくれ」

聖剣を携えた勇者が、隣に立った。

勇者「生き残った兵、特に貴族兵に言えることだけど。彼らは初めての実戦に興奮してる。周りが見えていない。追撃の際も、なりふり構わず突撃するだろう」
以下略 AAS



131: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/02/16(金) 00:01:45.24 ID:8+YFbR/R0
目を閉じる。
脳裏に食堂の光景が蘇った。

美味しい料理、愉快な客達、しっかりした料理長。
初めてできた、自分の居場所。
以下略 AAS



132: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/02/16(金) 00:38:26.12 ID:8+YFbR/R0
便所掃除「力に自信のない奴は、二人一組か三人一組になって応戦しろ! 槍は突く物じゃない、叩く物だ!」

四方から突き出される槍の穂をかわし、一気に薙ぎ払う。
骨が折れる、鈍い感触。はっきり手に伝わった。
敵をなぎ倒しては指示を出し、なぎ倒しては再び指示を出す。
以下略 AAS



133: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/02/16(金) 00:47:19.33 ID:8+YFbR/R0
勇者「やったな、便所掃除!」

死屍累々。
積み上げた死体の山に、便所掃除は一人で座っていた。
死力を尽くした。勇者も、貴族達も、皆が一丸となって死力を尽くした。
以下略 AAS



134: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/02/16(金) 01:10:02.28 ID:8+YFbR/R0
数日後、食堂の前にて。

便所掃除「よし、始めるとするか」

どんな仕事にも、学ぶことはある。
以下略 AAS



135:名無しNIPPER[sage]
2018/02/16(金) 01:58:33.93 ID:gZFPhr4DO



136:名無しNIPPER[sage]
2018/02/16(金) 04:27:47.43 ID:WP9M9JHpo
あ、そう。一生懸命頑張ってね


137:名無しNIPPER[sage]
2018/02/16(金) 10:28:03.23 ID:HSH1IF8LO
妹ちゃんの出番が少ないのが不満だけど、面白いよ。書きたいものがあるなら頑張ってくれな。


138: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/02/20(火) 00:16:57.22 ID:1IV/NG8u0
砂利だらけの道を、一台の荷車が音を立てながら進んでゆく。
雨上がりの原野。夏草の熱気と、露に濡れた土の匂いが混ざり合う。
青と緑で統一された、牧歌的な田舎道。

その中で、場違いなほど真っ白い輝きを放つ妙齢の女性がいた。
以下略 AAS



256Res/223.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice