437:名無しNIPPER[sage]
2018/10/15(月) 21:21:02.76 ID:Nerc9FuGo
お疲れ様です
あー、かわいいかわいいかわいすぎる
438:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 21:30:12.58 ID:4uI/TZsD0
ちんとんしゃん、と祭りの雰囲気を色濃く醸し出してくれるBGMが聞こえてくる。
そんな中でダラダラ歩みを進めていると、くぅぅと横から可愛らしいお腹の音が聞こえて来た。
439:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 21:33:04.35 ID:4uI/TZsD0
「お兄さん、あれはなんですか?」
「あれはヒーローを催したお面だよ」
440:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 21:36:41.52 ID:4uI/TZsD0
「へい、サンディ」
「な、なんでしょうか?」
441:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 21:44:36.17 ID:4uI/TZsD0
少し離れた屋台にて双方の食べ物を購入し、サンディの所へ戻ろうと振り返ってみると。
遠目だと分からないが、どうやら浴衣姿の女性と話し込んでいるようだ。
442:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 21:53:37.90 ID:4uI/TZsD0
「あら、お兄さん。偶然ですね!」
「いや本当に。店員さん、浴衣姿も似合っていますね」
443:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 21:56:46.59 ID:4uI/TZsD0
大きな目、クリっとした癖毛、中世的な顔立ち。
例えがあまり思い浮かばないが、芸能人の有名子役と言われても違和感のない子だ。
444:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 22:07:46.52 ID:4uI/TZsD0
そういえばサンディは、日本に同じ年頃の子の友人が今の所いなかったのを思い出す。
もしこの子が友人になってくれたら、きっと彼女は喜ぶだろう。
445:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 22:19:24.64 ID:4uI/TZsD0
店員のお姉さんは、よくできましたと言わんばかりにマオ君をぐりぐり撫でくりましている。
当の彼は、やめろよと口では言いながらも、嫌がる事無くされるがままだった。
446:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 22:20:56.47 ID:4uI/TZsD0
「で、でもお姉さんはきっとその内いい人ができますよ。お綺麗なんですから」
「いいんです、いいんです……。その優しさにしばし癒させてもらいます……」
447:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 22:28:33.23 ID:4uI/TZsD0
謎のプレッシャーを感じつつ、ふと相手の方を見てみると、マオ君が店員さんの手を握っていた。
彼女はポカンとしながらも握られるがまま。
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