442:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 21:53:37.90 ID:4uI/TZsD0
「あら、お兄さん。偶然ですね!」
「いや本当に。店員さん、浴衣姿も似合っていますね」
「本当ですか!? いやー、イケメンから言われると悪い気はしませんね!!」
はっはっは、と互いに笑いながらも邂逅する。
こちらとしては偽りなく褒めているつもりだが、まぁ向こうの返しは社交辞令だろう。
アパレル系の方は何かとお上手なものだ。
ふと何やらピリッとした視線を感じる。
店員の後ろから発せられるそれは、子どもから生じていたものだった。
なんだか敵意のようなものを向けられているような気がする。
知らぬ間に嫌われるようなムーヴを見せてしまっていたのだろうか……。
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