428:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 20:48:30.43 ID:4uI/TZsD0
耳に届くは夏の風物詩。
遠くから太鼓の音が聞こえてきた。
429:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 20:50:04.96 ID:4uI/TZsD0
周りを見渡せば人の波が視界に飛び込んでくる。
中々に壮観な混雑具合で、人混みが苦手は僕としては
430:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 20:53:56.36 ID:4uI/TZsD0
ふと、下駄の音が背後から自分に近づいてくるのを感じた。
振り返ってみると、そこには一人の女の子。
431:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 20:55:31.94 ID:4uI/TZsD0
濃紺の藍色を基調とした浴衣に身を包んだサンディ。
それを見た僕は率直な感想を告げてみた。
432:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 20:59:36.47 ID:4uI/TZsD0
サンディの分だけ買うと彼女は気後れするだろうから、
いちおう僕も大人用のそれを購入して、いま実際に着ていたりする。
433:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 21:02:24.39 ID:4uI/TZsD0
「そ、それにしても思ったより時間がかかって申し訳ありません」
「気にしないで。少しは下駄に慣れたかい?」
434:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 21:04:51.81 ID:4uI/TZsD0
目線を下にして足元を注視しながらも、わたわた歩きをするサンディは実に可愛い。
だがそれ以上にハラハラしてしまう……。
435:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 21:12:59.53 ID:4uI/TZsD0
まぁ、おじさんに片足を踏み込んだような僕と手を繋ぐのは恥ずかしいのだろう。
中々に慣れてくれないから何だかこっちも妙に照れ臭くなってしまうのは困りもの。
436:名無しNIPPER[sage]
2018/10/15(月) 21:20:03.24 ID:cWIBgpyuO
更新お疲れ様です
437:名無しNIPPER[sage]
2018/10/15(月) 21:21:02.76 ID:Nerc9FuGo
お疲れ様です
あー、かわいいかわいいかわいすぎる
438:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 21:30:12.58 ID:4uI/TZsD0
ちんとんしゃん、と祭りの雰囲気を色濃く醸し出してくれるBGMが聞こえてくる。
そんな中でダラダラ歩みを進めていると、くぅぅと横から可愛らしいお腹の音が聞こえて来た。
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