430:名無しNIPPER[saga]
2018/10/15(月) 20:53:56.36 ID:4uI/TZsD0
ふと、下駄の音が背後から自分に近づいてくるのを感じた。
振り返ってみると、そこには一人の女の子。
「お兄さん、お待たせしました」
和装の定番とも言える浴衣に身を包んだサンディがそこにいた。
日焼けした褐色の肌、烏の濡羽色を想起する黒艶な髪からのぞかせる、ほんのり紅潮した頬。
何やら少しもじもじしているのは、着慣れない服装に戸惑っているのかもしれない。
そんなしおらしい動作も兼ね揃えていて、奥ゆかしい大和撫子を体現しているようだ。
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