116: ◆nySMeRqtqc[saga]
2018/01/14(日) 23:41:46.01 ID:aeHy1wrN0
梶原「そ、そうだった、か、かな……しょ、正直、そ、そこまで、わ、わからないんだけど……」
梓川「うーん、どうだったけ……」
雪水「確かに、そういわれればそうかもしれないな」
117: ◆nySMeRqtqc[saga]
2018/01/14(日) 23:42:22.78 ID:aeHy1wrN0
皆守「いや、まあ僕たちがああだこうだいうより、もう本人に聞いたほうが
早いんじゃないかな?」
楠見「……多分、そうかもね」
118: ◆nySMeRqtqc[saga]
2018/01/14(日) 23:42:52.94 ID:aeHy1wrN0
皆守「無言は肯定と受け取るよ」
唐崎「知らねえな」
皆守「知ってたんだ」
119: ◆nySMeRqtqc[saga]
2018/01/14(日) 23:44:26.90 ID:aeHy1wrN0
ある意味当然だった。
だってあいつは。前回の裁判で大事な友人をなくしていた。
平気そうに見えるが、最初の事件からまだ日は浅い。
きっとまだ傷はいえてないし、完治はしないだろう。
そして、唐崎もまた似たような状況のはずだ。
120: ◆nySMeRqtqc[saga]
2018/01/14(日) 23:45:16.84 ID:aeHy1wrN0
鷺宮「そろそろいい加減にしろつってんだろ!おんなじようなことばっか
いいやがって……!」
怒りがさめやらぬ鷺宮はとうとう顔を真っ赤にしている。
まずい。そう直感した。
121: ◆nySMeRqtqc[saga]
2018/01/14(日) 23:46:11.14 ID:aeHy1wrN0
古伏「さ、鷺宮さん!相手は悪。今感情に任せ襲い掛かれば
反撃が来るのは必至です!」
四月朔日「そ、そうだよ!け、ケンカはよくないよ!それに……まだ……」
122: ◆nySMeRqtqc[saga]
2018/01/14(日) 23:47:02.37 ID:aeHy1wrN0
唐崎「……確かに、あいつは。初めに俺にその真実を話したってわけだ。
……ただ、お前らをだまし続けるつもりはなかったんだよ」
気まずそうな顔をしながら、言葉をつづける。
123: ◆nySMeRqtqc[saga]
2018/01/14(日) 23:49:06.53 ID:aeHy1wrN0
梶原「そ、それじゃ、ま、まるで、か、か、か……」
楠見「どうだろうね。“目立ちたがらない梶原君”、多分だけど」
梶原「な、なんだよ……に、苦手なんだよ、ちゅ、注目されるのは……」
124: ◆nySMeRqtqc[saga]
2018/01/14(日) 23:49:50.51 ID:aeHy1wrN0
雪水「だから、言うことだ。お前が裁判中機嫌が悪かったのは……
鈴本が死んだから、だけじゃないだろ?鈴本の死だけなら、お前は
前と同じとは言わないが、今回よりましな態度だったんじゃないか?
お前が“認めたくなかったこと”はもう一つ、あってもおかしくないだろ」
125: ◆nySMeRqtqc[saga]
2018/01/14(日) 23:51:06.59 ID:aeHy1wrN0
雪水「そんなの言ってみねーとわからねえだろ!
外れてたとして、そこから何かヒントが――
楠見「もうそろそろふざけないでくれるかな唐崎君?」
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