122: ◆nySMeRqtqc[saga]
2018/01/14(日) 23:47:02.37 ID:aeHy1wrN0
唐崎「……確かに、あいつは。初めに俺にその真実を話したってわけだ。
……ただ、お前らをだまし続けるつもりはなかったんだよ」
気まずそうな顔をしながら、言葉をつづける。
唐崎「……あいつは、お前らに話すつもりだった。殺さえしなければな。
……っち、そういう話をしろってわけじゃねえんだろ?それくらいわかってんだけどな」
唐崎「あいつが俺に才能の話をしたのは、確か……一昨日、じゃねえな昨日か。
夢川のショーよりも少し前くらいのことだったな。話を切り上げたのが
ショーの時間が近いからだってことだったしな。まあ、だから突発的な
犯行なら可能って範囲だろ。……今回の犯行は警戒こそすれ計画的じゃねえだろ?
殺害方法は単純で雑。誰かに濡れ衣を着せようとするつもりもない。
アリバイ工作に関してはいらねえからどうしようもねえけどな」
……
鷺宮「……そうかよ、お前がそれを言うんだな」
四月朔日「え、はいじ犯人なの!?」
楠見「絶対にそうとは言い切れないけど。可能性はあるってだけ。
本人がわざわざ疑いを向けさせるような発言をしてるけどね。
それが犯人じゃないからこその行動か……そう思わせるためのブラフか。
私たちにはわからないよ、たぶんね。でも、そんなことしても意味ないよ?
だって、私は犯人を見たんだからさ。多分じゃなく。絶対に。
逃げられないんだよ、唐崎くん」
唐崎「……」
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