キャラから作るコロシアイ学園生活2
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119: ◆nySMeRqtqc[saga]
2018/01/14(日) 23:44:26.90 ID:aeHy1wrN0
ある意味当然だった。
だってあいつは。前回の裁判で大事な友人をなくしていた。
平気そうに見えるが、最初の事件からまだ日は浅い。
きっとまだ傷はいえてないし、完治はしないだろう。
そして、唐崎もまた似たような状況のはずだ。
しかし一向に鈴本の死と向き合おうとしない。
もしくは、その事実に対して、正直に辛いと思うことを嫌がっている。
鈴本は死んでいない、死んでいても俺はどうとも思わない。
そんな子供じみた意地だけで動いている。
それを鷺宮が許せないに違いなかった。

鷺宮「あいつはもういなくなちまったんだよ!それくらいいい加減わかってんだろ!
何でお前は!鈴本から逃げたがるんだよ!そのまま逃げ続けたらお前は……
鈴本を、クロ以外全員の処刑の原因にしちまうんだぞ!?それでもいいのか!?」

唐崎「し、知るか知るか知るか知るか知るか!俺には関係ねえことだ!
鈴本が死のうが、お前らが死のうが、俺が死のうが……どうだっていいんだよ!
俺は、俺は……!誰も信じねえ、誰もいらねえ、俺さえよければそれでいい、
そんな人間なんだよ……!」

もはや自分に言い聞かせているようにしか見えない。
実際そういう奴というわけでも、そうでありたいわけでもない。
そうでないといけない、そんな風に自分を必死に説得しているように。
意味も理由も知らない唐崎の謎の義務感を、俺たちは見せつけられている。



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