乙倉悠貴「夢をひらく鍵」
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21: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:50:05.26 ID:h7xFOhfZ0

「急ぐ必要は無いわ。焦らず、ゆっくり考えなさい」

難しい顔をしていたのでしょうか、ヘレンさんは少し背伸びをすると私の頭を軽くポンと叩きます。
年上のお姉さんにこういうことをされるのは珍しいことなので、なんだか恥ずかしくなってしまいます。
以下略 AAS



22: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:51:04.34 ID:h7xFOhfZ0

「とってもすごい人でしたねっ!」

「悠貴の目がすっごいキラキラしておる」

以下略 AAS



23: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:51:58.96 ID:h7xFOhfZ0

(ヘレンさんは「鍵と今の私自身について考えろ」って言ってたけど)

先に行く2人を追いかけながら、扉の先にについて改めて考えます。
今の私自身とはどいうことなのでしょうか、鍵と出会った時との違いを挙げればいいのでしょうか。
以下略 AAS



24: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:52:31.61 ID:h7xFOhfZ0

「明日はとうとう本番かぁ」

ライブを明日に控え、寝る前のストレッチをしながらここ最近のことを振り返ります。
鍵を失くして悩んでいたこと、飛鳥さんと巴さんに悩みを打ち明けたこと、紗南さんやヘレンさんと話したことなど……短い間の出来事でしたが、とても長く感じられました。
以下略 AAS



25: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:54:05.97 ID:h7xFOhfZ0

扉の周りだけがわずかに明るく、それ以外は真っ黒な世界。
私はそんな世界に再び立っていました。

「また来れたんだ」
以下略 AAS



26: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:54:58.41 ID:h7xFOhfZ0

「ここはどこなんだろう?」

扉の先の世界は先ほどと変わらず真っ暗なままでした。
しかし、前とは違って大きな道があります。
以下略 AAS



27: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:56:30.37 ID:h7xFOhfZ0

「なんでうちがこんな格好をしないとアカンのじゃ!」

白い何かの正体は真っ白なドレスを身に纏った巴さんでした。
普段のかっこいい姿は正反対の可愛いドレスに巴さんは少し困惑しているようでした。
以下略 AAS



28: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:57:06.21 ID:h7xFOhfZ0

「最初に言っておくと……悠貴、ここはキミの夢で間違いないよ」

「それでボクたちのことになるけど、夢には自分の知り合いが出てくるなんてよくあることさ」

以下略 AAS



29: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:57:33.83 ID:h7xFOhfZ0

「さぁ着いたよ」

「これは……扉?」

以下略 AAS



30: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:58:33.25 ID:h7xFOhfZ0

「さぁ悠貴、空を見てごらん」

「わぁ……」

以下略 AAS



31: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:59:05.25 ID:h7xFOhfZ0

「あ、あのっ! まだ消えないんですよね?」

「すぐに、ということはないだろうけど」

以下略 AAS



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