2:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/03(火) 23:41:30.23 ID:vJhWZrnk0
きぃん、と。
金属が震える音が聞こえる。
3:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/03(火) 23:42:49.41 ID:vJhWZrnk0
俺と彼女、二人の昼休憩が重なることはそれほど多くはない。
デビューしたての頃とは違って舞い込んでくる仕事の数も多くなり、どうしたって一緒に仕事場を回ることができない日が否が応でも増えていた。
4:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/03(火) 23:44:20.62 ID:vJhWZrnk0
「俺、場違いじゃないですかね?」
「大丈夫よ、男性客だっていないわけじゃないらしいから」
5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/03(火) 23:45:41.84 ID:vJhWZrnk0
八月。
じりじりと照りつける太陽は、青空にふんぞり返って痛いほどの光を届けている。
6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/03(火) 23:46:47.92 ID:vJhWZrnk0
九月。
レッスンルームで舞う彼女はいつにも増してやる気に満ちていた。
7:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/03(火) 23:48:31.49 ID:vJhWZrnk0
「待ってなくてもよかったんですよ」
「あら、Pさんは私といるのが嫌?」
8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/03(火) 23:49:24.56 ID:vJhWZrnk0
十月二日。
9:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/03(火) 23:50:19.25 ID:vJhWZrnk0
「最っっっ高!!」
10:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/03(火) 23:52:04.24 ID:vJhWZrnk0
「あー終わっちゃったわね!」
「大盛況でしたね」
11:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/03(火) 23:55:18.05 ID:vJhWZrnk0
これで終わりとなります。
これからも、兵藤レナをよろしくお願いします。
14Res/12.04 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20