7: ◆C2VTzcV58A[saga]
2017/09/18(月) 16:38:14.11 ID:RaptKWeEO
☆
カメラマン「はーいオッケー! 志保ちゃんお疲れ! いい表情だったよー」
8: ◆C2VTzcV58A[saga]
2017/09/18(月) 16:39:50.61 ID:RaptKWeEO
☆
志保弟「お姉ちゃん、ごはんまだー?」
9: ◆C2VTzcV58A[saga]
2017/09/18(月) 16:41:31.10 ID:RaptKWeEO
☆
志保「ん、しょっ……」
10: ◆C2VTzcV58A[saga]
2017/09/18(月) 16:42:50.62 ID:RaptKWeEO
P「………」
志保「………」
P(先に動いたのはどちらだったのか、それはわからない。けれど、俺達は互いの顔を少しずつ近づけていく)
11: ◆C2VTzcV58A[saga]
2017/09/18(月) 16:44:00.48 ID:RaptKWeEO
P「それから先、志保が俺にデレることは一度もなかった」
P「彼女のプロデュースは順調に進んでいき。月日を重ねた末に、彼女はトップアイドルになった。幼い頃に夢見た、絵本の中のお姫様のような存在……志保は、まさしくそれ自身になったのだ」
P「そして。夢を叶えた彼女は、引退の時を迎え……俺のもとから、去っていった」
12: ◆C2VTzcV58A[saga]
2017/09/18(月) 16:44:41.53 ID:RaptKWeEO
………
……
…
13: ◆C2VTzcV58A[saga]
2017/09/18(月) 16:46:24.49 ID:RaptKWeEO
静香「プロデューサー……プロデューサー? 聞いてます?」
P「………はっ。ああ、静香。ごめん、少しぼーっとしてた」
静香「お疲れですか? それとも……また、志保のことを考えていたんですか?」
14: ◆C2VTzcV58A[saga]
2017/09/18(月) 16:47:35.98 ID:RaptKWeEO
志保「お疲れ様です、Pさん。差し入れにケーキを買ってきました」
静香「止めたって勝手に来るんですから、何を考えても無駄ですよ」
15: ◆C2VTzcV58A[saga]
2017/09/18(月) 16:48:26.67 ID:RaptKWeEO
志保「あの子もだいたいのことはひとりでできるようになったから、時間は結構余っているんです」
静香「なるほど。弟さんが独り立ちして寂しいから、プロデューサーの世話を焼いている、と」
P「俺もとっくに独り立ちしていると思うんだが」
16: ◆C2VTzcV58A[saga]
2017/09/18(月) 16:49:57.31 ID:RaptKWeEO
志保「今度、家を掃除しにいきますね。晩ご飯は何がいいですか」
P「カレー」
志保「わかりました。食材、買っていきますね」
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