9: ◆C2VTzcV58A[saga]
2017/09/18(月) 16:41:31.10 ID:RaptKWeEO
☆
志保「ん、しょっ……」
P「ただいまー……志保、なにしてるんだ?」
志保「あ、プロデューサーさん。少し、事務所の部屋の整理を……もうちょっとで届きそう」
P「脚立の上で背伸びすると危ないぞ。俺が代わろうか」
志保「平気です。このくらい、ひとりででき……っ!?」ガタッ
P「危ない!」
志保「いたた……」
P「大丈夫か、志保!」
志保「ぷ、プロデューサーさん……受け止めてくれたんですね。ありがとうございます……」
P「だから危ないって言ったのに……まあ、無事でよかった」
志保「すみません。おかげさまで、怪我はどこにも……」
P「志保? ………あ」
P(志保が急に黙ったタイミングで、ようやく気づいた。脚立から落ちる彼女を無我夢中で受け止めた結果、志保の顔が俺の顔のすぐ近くにあることに)
P(彼女が上で、俺が下。ちょうど俺が、彼女を抱きしめるような形になっていた)
志保「………」
P「………」
P(顔が、熱い。なぜだろう)
P(下心はないつもりだった。彼女はまだ14歳で、俺はずっと年上で)
P(けれど、日に日にアイドルとしての実力を身につけ、女性としての魅力を増していく彼女の隣にいるうちに、俺は自分でも気づかないうちに、志保のことを――)
志保「プロデューサーさん……」
P(早く離れてくれればいいものを。志保はまったく動こうとせず、揺れる瞳は俺の目をじっと見つめている)
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