美竹蘭「陽が落ちて」青葉モカ「夜が明けたら、また」
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5
:
◆kiHkJAZmtqg7
[saga]
2017/09/03(日) 19:38:35.61 ID:6LMiOYr90
*
「いらっしゃいませー……って、モカ。いらっしゃい」
以下略
AAS
6
:
◆kiHkJAZmtqg7
[saga]
2017/09/03(日) 19:39:51.05 ID:6LMiOYr90
*
「……あたしはもうちょっと残って練習してく。みんなは先に帰っていいよ」
以下略
AAS
7
:
◆kiHkJAZmtqg7
[saga]
2017/09/03(日) 19:42:54.38 ID:6LMiOYr90
*
時がたつのは早いもので、なんて言葉を使うほどの時間は過ぎていないと思うけど、長いのか短いのか、今になっては判断がつかない一か月は気づけば終わりを告げていた。
以下略
AAS
8
:
◆kiHkJAZmtqg7
[saga]
2017/09/03(日) 19:44:26.85 ID:6LMiOYr90
蘭の家の玄関前に並んで、誰がインターホン押そうか、なんて話し合う。なんだかんだでみんなノープランだから、今になってどう切り出したものかと二の足を踏んでるのだ。
「……えいっ」
「ちょ、モカ!?」
以下略
AAS
9
:
◆kiHkJAZmtqg7
[saga]
2017/09/03(日) 19:45:15.42 ID:6LMiOYr90
お通夜みたいな空気をどうにかごまかして、あたしは家に帰ってくることができた。自分の部屋に入って、扉を閉めたら……すとん、と膝から崩れ落ちた。身体を支える力も残ってなかった。
「最近は特にバンドに打ちこんでいて、時折部屋から歌う声が聞こえてきたものです。だから、ショックも大きかったんじゃないかと」
蘭パパの言葉が頭をよぎる。無理しないようにってみんなで見張ったから、蘭は自主練習の場所を自分の家に……誰にも文句を言われない場所に変えていた。
以下略
AAS
10
:
◆kiHkJAZmtqg7
[saga]
2017/09/03(日) 19:47:09.76 ID:6LMiOYr90
*
涼しげに吹く風を感じながらぼんやりと街を見下ろして、待ち人の足音に耳をそばだてる。真夏と真冬以外なら、屋上は意外と快適だ。
以下略
AAS
11
:
◆kiHkJAZmtqg7
[saga]
2017/09/03(日) 19:48:39.14 ID:6LMiOYr90
*
「つ、次、私たちの番だね」
以下略
AAS
12
:
◆kiHkJAZmtqg7
[sage saga]
2017/09/03(日) 19:50:00.08 ID:6LMiOYr90
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
ちょっとでも楽しんでいただけていれば幸いです。
13
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/09/03(日) 23:53:32.51 ID:vDVM/l66o
おつおつ
モカちゃんの誕生日にいいSSを読めたよ
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