47:名無しNIPPER[saga]
2017/09/30(土) 17:53:37.91 ID:Cmd4XTLW0
「それで時雨、今の時刻を見て欲しい」
「えっと…午前2時だね。もう良い子は寝てる時間だ」
「そうだ、そして私たちは悪い子になってしまうな。それにこれ以上起きていると、昼夜逆転した生活を送ることになる。廊下を通った時に分かっただろうが、ここは吹雪で全く外の様子が分からない。せめて時計だけでも昼夜に従いたい」
48:名無しNIPPER[saga]
2017/09/30(土) 17:54:10.94 ID:Cmd4XTLW0
ここまで
49:名無しNIPPER[sage]
2017/09/30(土) 18:39:37.32 ID:7dSISGHWO
乙
50:名無しNIPPER[sage]
2017/10/01(日) 01:04:00.68 ID:LN/fEczn0
おつおつ
51:名無しNIPPER[saga]
2017/10/22(日) 21:57:43.96 ID:SGGQmyHZ0
再開します
52:名無しNIPPER[saga]
2017/10/22(日) 23:04:07.80 ID:SGGQmyHZ0
「っ〜〜…眠たくなってきたな。この部屋でいいか」
適当に側にあった部屋に入ることにする。スイッチを入れて電気をつけると二段ベッドが二つ、奥には机が机があり挟むようにロッカーが二つ、向かいに二つの計四つある。が、金具は錆びまともに開けられそうにもなかった。
「時雨はどこに寝るんだ?」
53:名無しNIPPER[saga]
2017/10/22(日) 23:43:30.50 ID:SGGQmyHZ0
何分ぐらい撫でていただろうか。ふと気がついて布団の覗き込むと、時雨は穏やかな顔で眠っている。自分も枕に頭をおき、目を瞑る。体がベッドに深く沈み込み、力が抜けていく。
「て、提督。もう寝たかい?」
時雨の呼ぶ声が聞こえる。だが、あまりの眠気と脱力感で答える気にならない。
54:名無しNIPPER[saga]
2017/10/22(日) 23:43:59.41 ID:SGGQmyHZ0
ここまで
55:名無しNIPPER[sage]
2017/10/23(月) 11:39:38.86 ID:L+Hxs53a0
どうしてウチの時雨ちゃんは画面の外まで着いてきてくれないんだろ……
56:名無しNIPPER[saga]
2017/11/05(日) 14:56:09.00 ID:oyhUll3T0
再開します
57:名無しNIPPER[saga]
2017/11/05(日) 16:06:35.18 ID:oyhUll3T0
あれからどれ程寝ただろうか、窓が無いため外の明るさも分からない。まだ時雨は布団の中で寝息を立ている、もうВерныйは起きているだろうか?ベッドが抜け出て上着を羽織り部屋の外に出る。廊下は明るい白の光で照らされており、目の奥まで光が届くようだ。執務室の扉を開け、中に入ると既にВерныйが暖炉に薪を焚べて火力を調整していた。
「やぁВерный、おはよう」
こちらに振り返ると少し不思議そうな顔をし、目を細める。少しして普段の表情に戻ると挨拶を返してくれた。
95Res/50.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20