女「犠牲の都市で人が死ぬ」 男「……仕方のないこと、なんだと思う」
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109:名無しNIPPER[sage]
2017/09/01(金) 08:18:36.52 ID:uBVHIZnoo
乙乙


110:名無しNIPPER[saga]
2017/09/08(金) 20:18:18.25 ID:c9qxGCK40
ここから先はちょっと出来が良くなくて、いろいろ改変させたために手間取ってました
この先を更新してもロクなことにならなそうですが……一応キリがついたので更新していきます
弱音のようなことを書き込んで申し訳ない。ここからは更新間隔が安定します


111:名無しNIPPER[saga]
2017/09/08(金) 20:19:10.65 ID:c9qxGCK40

「点呼だ」
「一」
「二」
「三」
以下略 AAS



112:名無しNIPPER[saga]
2017/09/08(金) 20:20:06.52 ID:c9qxGCK40

「いくか」

 隊長が最初に潜り抜ける。そして一番が続く。

以下略 AAS



113:名無しNIPPER[saga]
2017/09/08(金) 20:20:48.77 ID:c9qxGCK40



「雪様、こちらへ」

以下略 AAS



114:名無しNIPPER
2017/09/08(金) 20:21:39.90 ID:c9qxGCK40
「あなたの気分を害する情報の可能性があります。前もって言っておきますが、あなたは真理を求めるタイプに見えます。なので私はすべてを話しますが、止めたいときは言ってください。可能な限り、汲み取ります」
「わかりました」
「では……。私たちはサルではないということです。ここの方針は『我々は人間である』なので、一部を除いた人道的な支援を行います。また、これは言い訳でもあるのです。犠牲になる人に感謝していると、申し訳ないができるかぎりのことはするから許してほしい、と」
「……」
「無論、あなたが私たちを許す必要はありません。ただ、理解が得られなくてもやれることを最大限する。……私たちにはそれだけしかできませんから」
以下略 AAS



115:名無しNIPPER[saga]
2017/09/08(金) 20:22:21.35 ID:c9qxGCK40

「この都市の秘密はそれだけ?」
「いえ……もう一つあります」
「なに?」
「この政治は幼少期から専門の教育を受けた議員によって動き、王が決定を下します。大まかな方向はすべて王によって決められ、実質の独裁です。ここまでは知っていますよね?」
以下略 AAS



116:名無しNIPPER[saga]
2017/09/08(金) 20:23:06.05 ID:c9qxGCK40

 きっと、運が悪かったのだ。だがそんなことで納得できるわけではない。
 告白しておけばよかったなあ、なんてことを思う。彼はどんな反応をするだろうか。きっと、最初は動揺するに違いない。そのあと困ったような顔をする。でもきっと、嬉しそうに私を受け入れてくれるはずだ。まあ、私のうぬぼれかもしれないけど……。

 でも、と思う。告白しなくてよかったかもしれない。そんなことをすればきっと、彼は余計に苦しむ。きっと、だから、私は……。
以下略 AAS



117:名無しNIPPER
2017/09/08(金) 20:23:41.86 ID:c9qxGCK40

 ◇


 僕はゆっくりと周囲を見渡す。彼女を救うために、裏の支配者とやらがいれるのなら、地下にある都市からそれほど遠くないところに居を構えているはずだろう。少なくとも、ばかげた遠方からはるばるくる……なんてことはないと思いたい。僕らの都市に、飛行機を作る技術というのはあるにはある。だがそれでも、利便性を考えれば車で来れるぐらいの距離であるのが妥当だろう。
以下略 AAS



118:名無しNIPPER[saga]
2017/09/08(金) 20:24:14.58 ID:c9qxGCK40

 途端に皆の目の色が変わる。
 トカゲがいた。しっぽの短い、普通にいそうでいない、地上でみた初めての生物。

「捕まえよう」と三番が言う。
以下略 AAS



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