8: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/08/05(土) 04:56:34.99 ID:DkEnKQtk0
「……はぁ。こんなに泳いだのって久しぶり」
休憩用のパラソルの下。ビーチテーブルに頬杖をつき、琴葉は満足そうに呟いた。
9: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/08/05(土) 04:58:26.79 ID:DkEnKQtk0
「えぇーっ!? なんでなんで? どうして二人がいるんですかー!」
嬉しいという名の感情を、隠すことすらしない笑顔。
一瞬呆気にとられた琴葉だが、すぐに気がつき彼女に叫ぶ。
10: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/08/05(土) 05:00:03.63 ID:DkEnKQtk0
「琴葉ちゃんに、美也ちゃん? 奇遇ね、こんなところで会うなんて」
「ふうかー、みらいー! おーいっ!」
11: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/08/05(土) 05:03:24.64 ID:DkEnKQtk0
こうして未来たち五人のCD組と合流を果たした琴葉たちは、その後も存分に水遊びを楽しんだ。
具体的にはボートに乗ったり溺れかけたり、途中で風花の水着がズレて
『あふ〜ん』なんてアクシデントも発生したが、おおむね全員が楽しんで、そろそろ帰ろうかと話し始めた頃である。
12: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/08/05(土) 05:04:52.68 ID:DkEnKQtk0
===
「あのさ、琴葉」
「……うん」
13: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/08/05(土) 05:06:30.78 ID:DkEnKQtk0
「昼間にいくら泳いだって、コレを食べたら意味ないなって」
「百合子ちゃん……それは分かってても言わないお約束だよ」
14: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/08/05(土) 05:08:33.39 ID:DkEnKQtk0
「あっ」
その画面には、メールが一件。差出人はプロデューサー。
15: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/08/05(土) 05:09:26.65 ID:DkEnKQtk0
===
「へっくし! ……夏でも夜は冷えるねー」
「恵美の場合、恰好の問題もあるんじゃないかな?」
16: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/08/05(土) 05:12:15.56 ID:DkEnKQtk0
「……どったの、琴葉?」
気づけば、恵美が不安そうな表情で自分のことを見つめていた。
17: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/08/05(土) 05:15:06.11 ID:DkEnKQtk0
===
以上、おしまい。劇場で五人揃った灼熱少女を見れる日が今から楽しみでしかたないです。
では、お読みいただきありがとうございました。
18: ◆NdBxVzEDf6[sage]
2017/08/05(土) 05:45:20.60 ID:HzqsRJbB0
琴葉の人復帰するし楽しみだね
乙です
>>1
田中琴葉(18) Vo/Pr
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