【モバマス】大石泉は天才が嫌いだった
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11: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/21(金) 00:35:03.67 ID:Vug6c5l3O
「よし…さて、行こうか」
「…ちょっと遅いよ、今からじゃ遅刻するかも」
「何、急げば間に合う。待たせて悪かったな」
「…………」

以下略 AAS



12: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/21(金) 00:48:34.46 ID:Vug6c5l3O
池袋晶葉は熱中する。
大石泉はそのことを元から知ってはいた。だが、殊更意識したのはユニットを組むことが知らされてからのこの1週間だ。

ユニットとしての初レッスンの日、晶葉はレッスン場に時間通りに来なかった。
すぐに来るだろう、と高を括っていたが、結局晶葉がレッスン場を訪れたのはその1時間後だった。
以下略 AAS



13: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/21(金) 01:02:14.53 ID:Vug6c5l3O
「どうした、大石。動きが悪いぞ、体調でも悪いのか」
「…えっ…あ、いえ、大丈夫です…」

レッスン中、トレーナーから注意を受けた。
泉自身、集中できていないことは分かっていた。
以下略 AAS



14: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/21(金) 01:21:13.69 ID:Vug6c5l3O
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・

「この資料を、晶葉に?」
以下略 AAS



15: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/21(金) 01:33:35.03 ID:Vug6c5l3O
エレベーターが降りて行くにつれて、呼応するように泉の気持ちも重くなっていった。
ここ2週間で、エレベーターで下に向かうと言う行為に苦手意識を持ち始めた泉は、事務所から自宅に帰る際は階段を下る程になっていた。

エレベーターを使うと、ここに行かなければならない気がしてきて。
泉は、返事が返って来ないと分かっていてもその扉をノックした。答えはやはり沈黙。
以下略 AAS



16: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/21(金) 01:35:10.79 ID:Vug6c5l3O
今回はここまで、また次回よろしくお願いします

>>4 3行目、訂正です
晶葉は少女は

以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage]
2017/07/21(金) 07:28:24.04 ID:bGv6iNmRo
モバマス知らんが、スレタイが大泉洋に見えてびっくりした


18:名無しNIPPER[sage]
2017/07/21(金) 10:04:56.84 ID:oq7nbyelO
自分も大泉洋に見えた。
仲間がいて良かったぁ


19:名無しNIPPER[sage]
2017/07/21(金) 13:43:43.90 ID:TARQxCC80
大石泉すき


20: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/23(日) 02:14:22.53 ID:IIsdW/5vO
「こっち見てよ!!」

思い切り地団駄を踏み、そう叫んだ。
晶葉は目を丸くして振り返る。

以下略 AAS



21: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/23(日) 02:20:49.23 ID:IIsdW/5vO
「天才だから許されるなんて思わないで!常識を持って!!時間を守るってそんなに難しい!?天才なら時計くらい読めるでしょ!?」

泉がここまで取り乱す姿を見るのは初めてで、晶葉はただ聞くことしか出来なかった。

「才能を言い訳に使わないで!努力なんてしなくていいから、凄いことなんてしなくていいから普通にしてよ!!そんなこと、誰にだって出来るでしょ!!!」
以下略 AAS



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