【モバマス】大石泉は天才が嫌いだった
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12: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/21(金) 00:48:34.46 ID:Vug6c5l3O
池袋晶葉は熱中する。
大石泉はそのことを元から知ってはいた。だが、殊更意識したのはユニットを組むことが知らされてからのこの1週間だ。

ユニットとしての初レッスンの日、晶葉はレッスン場に時間通りに来なかった。
すぐに来るだろう、と高を括っていたが、結局晶葉がレッスン場を訪れたのはその1時間後だった。

本人は「研究に没頭していた」と言い、謝罪した。
その場はそれで収まったが、その次のレッスンの時も、やはり時間通りには来なかった。

その日から、レッスンの時には泉が晶葉を迎えに行く、と言う慣例が出来た。
しかし、泉は納得しきれていなかった。
同じユニットの仲間だから、と自分に言い聞かせてみるが、やはりどこか腑に落ちない。
何故自分がこんなことを、と、つい考えてしまっていた。



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