13: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/21(金) 01:02:14.53 ID:Vug6c5l3O
「どうした、大石。動きが悪いぞ、体調でも悪いのか」
「…えっ…あ、いえ、大丈夫です…」
レッスン中、トレーナーから注意を受けた。
泉自身、集中できていないことは分かっていた。
14: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/21(金) 01:21:13.69 ID:Vug6c5l3O
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・
「この資料を、晶葉に?」
15: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/21(金) 01:33:35.03 ID:Vug6c5l3O
エレベーターが降りて行くにつれて、呼応するように泉の気持ちも重くなっていった。
ここ2週間で、エレベーターで下に向かうと言う行為に苦手意識を持ち始めた泉は、事務所から自宅に帰る際は階段を下る程になっていた。
エレベーターを使うと、ここに行かなければならない気がしてきて。
泉は、返事が返って来ないと分かっていてもその扉をノックした。答えはやはり沈黙。
16: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/21(金) 01:35:10.79 ID:Vug6c5l3O
今回はここまで、また次回よろしくお願いします
>>4 3行目、訂正です
晶葉は少女は
↓
17:名無しNIPPER[sage]
2017/07/21(金) 07:28:24.04 ID:bGv6iNmRo
モバマス知らんが、スレタイが大泉洋に見えてびっくりした
18:名無しNIPPER[sage]
2017/07/21(金) 10:04:56.84 ID:oq7nbyelO
自分も大泉洋に見えた。
仲間がいて良かったぁ
19:名無しNIPPER[sage]
2017/07/21(金) 13:43:43.90 ID:TARQxCC80
大石泉すき
20: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/23(日) 02:14:22.53 ID:IIsdW/5vO
「こっち見てよ!!」
思い切り地団駄を踏み、そう叫んだ。
晶葉は目を丸くして振り返る。
21: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/23(日) 02:20:49.23 ID:IIsdW/5vO
「天才だから許されるなんて思わないで!常識を持って!!時間を守るってそんなに難しい!?天才なら時計くらい読めるでしょ!?」
泉がここまで取り乱す姿を見るのは初めてで、晶葉はただ聞くことしか出来なかった。
「才能を言い訳に使わないで!努力なんてしなくていいから、凄いことなんてしなくていいから普通にしてよ!!そんなこと、誰にだって出来るでしょ!!!」
22: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/23(日) 02:30:29.23 ID:IIsdW/5vO
「えっ…?」
「なっ…!?」
2人の意識は同じ1つの物に寄せられていたが、それに対する反応は全く異なっていた。
聞こえたメッセージの内容の意味が分からず、晶葉のいたずらか何か程度にしか考えていない泉に 。
23: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/23(日) 02:44:59.63 ID:IIsdW/5vO
「マズイマズイマズイ…まさか失くしたと思ってたあのスイッチがあんなところにあったとは…!」
部屋を飛び出し、とにかく部屋から離れるように走る2人。
「ねぇ何言って…。………まさかあれって本物!?」
51Res/29.25 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20