【モバマス】大石泉は天才が嫌いだった
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21: ◆30lx83ehPU[saga]
2017/07/23(日) 02:20:49.23 ID:IIsdW/5vO
「天才だから許されるなんて思わないで!常識を持って!!時間を守るってそんなに難しい!?天才なら時計くらい読めるでしょ!?」

泉がここまで取り乱す姿を見るのは初めてで、晶葉はただ聞くことしか出来なかった。

「才能を言い訳に使わないで!努力なんてしなくていいから、凄いことなんてしなくていいから普通にしてよ!!そんなこと、誰にだって出来るでしょ!!!」

そう言って、手に持ってした資料を近くにあった机に思い切り叩きつける。
息を切らす泉に、晶葉はなんと答えればいいのかに意識を割き始める。




その時、机の上から、ピーっと電子音がした。
そしてそれに続いて機械的な音声でメッセージが再生される。


『自爆シークエンス開始、残り15秒。…14…13…」



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