32:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:20:04.56 ID:Z4hqYXQc0
P「そうですか、オーディション会場はあちらですが…。」
そら「だめ!だめ!だめ!のん!のん!のん!それじゃだめなのん!」
33:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:23:09.41 ID:Z4hqYXQc0
Chapter8 〜ほたるの家〜
朝起きる、体がだるい。
顔を洗う、イマイチすっきりしない。
34:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:24:51.97 ID:Z4hqYXQc0
二人ぶんのシューズの音、少し走り気味な足音は私のリズムを狂わせる。
35:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:25:56.21 ID:Z4hqYXQc0
やめて、やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて。
ほたる「やめてっ!!!!」
36:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:26:58.86 ID:Z4hqYXQc0
そら「ひっ……」
やってしまった、やり場のない怒りと、不快感と、不安を何の非もない少女に、ぶつけてしまった。
37:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:29:24.43 ID:Z4hqYXQc0
Chapter9 〜事務所〜
それからというものの、事務所の空気がぎこちない。
38:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:29:54.44 ID:Z4hqYXQc0
その事実に気が付いたのは、植木鉢が落ちて来ているのに気が付くのと同時だった。
39:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:32:11.31 ID:Z4hqYXQc0
Chapter10 〜?〜
ふわふわとした浮遊感に意識が覚醒する。
あれ……私……何してたっけ……疲れて……帰ってて気がついたら鉄骨が……もしかして死んじゃったのかな……。
40:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:33:25.12 ID:Z4hqYXQc0
ほたる「結局ここはどこですか?なにがあったんですか?」
そら「びょういん!びょういんだよ!ほたるちん、ふらふらだったから、大丈夫かな〜と思って帰り道おいかけたの!
そしたら植木鉢がぴゅーって落ちてきて!ほたるちんが倒れちゃって!そらちんびっくりしちゃった!いそいで救急車呼んで、運ばれて、今ようやくふっかつ!って感じなの。」
41:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:35:30.80 ID:Z4hqYXQc0
そら「もっともっとはっぴー☆に生きないとダメだよ?ほたるちんはとくに、ね?」
ほたる「でも…私……物心ついてから不幸だし……幸せになんて……。」
42:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:37:46.75 ID:Z4hqYXQc0
そら「破片も含めると、奇跡的に当たらなかったんだって。お守りが守ってくれたんじゃないかな?」
そら「でも、これからはほたるちんが前を向いて歩くばんだよ。まだ不安ならそらちんが前を歩いて引っ張ってあげるから、一緒にはっぴーを探しにいこ?」
43:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:40:32.25 ID:Z4hqYXQc0
Chapter10.9
やっほー☆そらちんだよ!
今回は、そらちん目線でお送りします!なんちゃってね☆
44:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:43:09.59 ID:Z4hqYXQc0
Chapter11 〜パロ空港〜
そら「…………」
ほたる「…………」
45:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:44:05.96 ID:Z4hqYXQc0
ほたる「えっと、ブータンの観光は伝統文化とか、自然とか…。」
そら「のん!のん!だめだよほたるちん!こういう海外の楽しみ方はね、そういうここ行って〜とかじゃなくて、ありのままを楽しむの!」
46:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:45:19.02 ID:Z4hqYXQc0
それから私たちは色々な所を回った。
名前のない丘とか、聞いた事の無い料理屋さんとか、よくわからないけど陽気な音楽とか。
47:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:46:38.88 ID:Z4hqYXQc0
そら「ほたるちん、起きてる?」
ほたる「おきてますよ。そらちゃんも寝れないんですか?」
48:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:50:23.11 ID:Z4hqYXQc0
そら「ばれちゃったか……そらちんね。このお仕事がおわったら。他の事務所に行こうと思うんだ。」
ほたる「……。」
49:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:50:56.87 ID:Z4hqYXQc0
そら「ぐずっ、はっぴーになってくれて本当にありがとうね、ほたるちん」
50:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:55:11.19 ID:Z4hqYXQc0
Chapter12
結局あのあと、目覚ましが鳴らなくて二人とも寝坊したり、色々ハプニングはあったけど。
番組は大好評でした。
51:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:57:18.04 ID:Z4hqYXQc0
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お疲れ様です。 ここまで読んでいただきありがとうございました。
白菊ほたるを根本的に救えるのは野々村そらなんじゃないかな、と思いつつ書き始めて、二人の力があって白菊ほたるが一つの壁を越えると良いなと思いました。
長くなってしまいましたがもし少しでも面白かったと思って頂けるなら幸いです。
52:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:57:52.49 ID:Z4hqYXQc0
epilogue
千鶴「うぅ……やっぱり先輩アイドルとのユニットなんて無茶だよ…相手も大御所だし……私なんて……。」
裕美「…………。」
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