34:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 22:24:51.97 ID:Z4hqYXQc0
二人ぶんのシューズの音、少し走り気味な足音は私のリズムを狂わせる。
トレーナー「ワン!トゥー!スリー!フォー!ファイ!シック!セブン!エイッ!」
トレーナー「野々村!走りすぎだ!ちゃんと曲を聴いてそれに合わせろ!白菊はテンポがずれてる!ちゃんと自分を持て!」
「「はいっ!!」」
トレーナー「……各自10分の休憩!」
「「はいっ!!」」
そら「うーん、疲れた〜!そらちんべりーたいあど☆」
そら「今日は髪留めのゴムは切れちゃうし、靴下は穴空いちゃうし。びっくり〜」
ここ数日、私と一緒にいる野々村そらさんは確実に運が悪くなっている。 でも、へこたれない。私と違って強い芯を持っている。
そら「ほたるちゃんはぴんぴんしてるね!すごい☆」
ほたる「う、うん…。」
何処かでしたやり取りに、私は茄子さんの面影を感じてしまう。でも、もうここに茄子さんはいない……
その事実を噛み締めたく無くて、素っ気ない返事ばっかり返してしまう。ダメだなぁ私。こんなので先輩なんて、笑えちゃう。
そら「ほたるちゃん、お顔が悲しそうだよ〜?」
やめて、その呼び方をしないで。
そら「ほたるちゃん、すまいるすまいるー☆はっぴーに生きよう☆」
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