【ミリマス】白石紬「あなたはエッチなのですか?」
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78: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/20(木) 20:26:39.02 ID:m7NIKWsF0
「そして紬みたいな怖がりさんには、道を照らす為の
サーチライトと一緒に居てくれる仲間がいるな」
「こっ、怖がりさん!?」
79: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/20(木) 20:28:10.15 ID:m7NIKWsF0
目の前の少女は至って真面目。
ある意味素直な紬の言葉に、男は優しく微笑みながらどうしたものかと頭を掻いた。
80: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/20(木) 20:30:02.78 ID:m7NIKWsF0
「……少し、楽になった気がします」
「それはなにより。嬉しい報せだ」
81: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/20(木) 20:30:36.49 ID:m7NIKWsF0
……ようやく緊張も解けた紬に向けて、男が言う。
「それとな紬。知ってて欲しいことが後一つ」
82: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/20(木) 20:33:39.31 ID:m7NIKWsF0
===『エピローグ』
本来予定されていた到着時間はとっくの昔に過ぎていた。
水瀬伊織は玄関先、わざわざ食堂から持ち出して来た椅子に腰かけて、
83: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/20(木) 20:34:49.34 ID:m7NIKWsF0
「ご丁寧に携帯の電源まで切っちゃって! そんなに連絡つけられるのが嫌だっての!?」
「充電が切れてるだけじゃないかな? 私もよくそれで怒られるし」
84: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/20(木) 20:37:07.10 ID:m7NIKWsF0
すると麗花に捕まったままで腕を組む伊織に、
プロデューサーが心外だとばかりに反論する。
「おい伊織、失礼だぞ。まるで俺が歩く変態みたいな言い方は――」
85: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/20(木) 20:38:51.02 ID:m7NIKWsF0
そんな彼女に「この度は、本当に何から何までお世話になって」
と紬が恭しい態度で頭を下げると、伊織はヒラヒラと片手を振って。
「いいのいいの。あんなボロ家に家賃をぼったくられる前に、こっちに移って来れたんだし」
86: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/20(木) 20:39:41.67 ID:m7NIKWsF0
……しばしの沈黙。
三人分の「何を言ってるんだ?」と言う視線を受けて、
紬の顔が徐々に赤く染まって行く。
87: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/20(木) 20:40:56.31 ID:m7NIKWsF0
===
以上おしまい。
この話は個人的な白石紬考察録になります。
コミュや台詞を見ていると、紬は気難しいワケじゃなく、
88: ◆NdBxVzEDf6[sage]
2017/07/20(木) 22:07:41.39 ID:iraqbfS10
なるほど、臆病もはいってたか
乙です
>>82
水瀬伊織(15) Vo/Fa
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