【ミリマス】白石紬「あなたはエッチなのですか?」
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84: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/20(木) 20:37:07.10 ID:m7NIKWsF0
すると麗花に捕まったままで腕を組む伊織に、
プロデューサーが心外だとばかりに反論する。
「おい伊織、失礼だぞ。まるで俺が歩く変態みたいな言い方は――」
「あれ? 紬ちゃんってば目が赤いよ?」
しかし、紬の目が充血していることに気がついた麗花が
男の言葉を遮ると、彼女を指さし問いかけた。
伊織が男を険しく睨み、すぐさま紬との間に割って入る。
「もしかしてアンタ、プロデューサーに泣かされたんじゃ……!」
「……泣かされたと言えば、否定はできませんが」
「ご、誤解があるぞ! 大きな誤解がっ!」
「でも大丈夫です。少々欲(ピー)されただけですから」
「紬ぃっ!!?」
朗らかに宣言する紬の隣で、男が伊織から「だと思った! この変態! ド変態!」と罵られる。
数分後、彼女によるキツイお仕置きによってボロ雑巾のようになった男のことを、
甲斐甲斐しく介抱する麗花の姿がそこにはあった。
「それじゃ、前の家から荷物は運んで来てるから」
伊織が汚れを払うように手をはたき、ゴミを見る目で彼を見下ろす。
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