【ミリマス】白石紬「あなたはエッチなのですか?」
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78: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/20(木) 20:26:39.02 ID:m7NIKWsF0
「そして紬みたいな怖がりさんには、道を照らす為の
サーチライトと一緒に居てくれる仲間がいるな」
「こっ、怖がりさん!?」
「だろう? 地元から単身飛び出て来て、不安からあっちやこっちに
噛みつかずにはいられない。……十分立派な怖がりさんさ」
言って、男がニカリと笑う。それは甘味屋で見た笑顔と同じ物。
だが、今度は男の言い放ったその言葉を紬は侮辱だとは感じなかった。
むしろ図星を突かれたことに対し、ある種の安心さえも覚えてた。
「問題点を把握すれば、解決するのは難しくない。紬も考えたこと無いかい?
例えば……着物の帯やら何やらの組み合わせとか、斬新な着こなし方だったりを」
問われ、紬は過去の記憶を思い出す。
姿見の前で踊る少女。あの時、自分のしたことを。
「……あります」
「だったら君も、立派なプロデューサー見習いだ。さっきの質問の答えも中々だったし、
後は経験さえ積めば、案外律子よりもやり手になるかもしれないぞ?」
「まさか、転職を勧めているのですか? 私はアイドルに向いてないと」
「いやいや、そういう意味じゃなくってさ」
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