アナスタシア「たくさん!」
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8:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:12:21.05 ID:0jSvqX1a0
数日後。

P「あー、どうすっかなぁ」

P(俺は、事務所で一人、頭を抱えていた)
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:13:04.66 ID:0jSvqX1a0
アナスタシア「……アー……プロデューサー、その……ン―……///」

P「……どうした、アーニャ。頬を真っ赤にして、体調でも悪いのか?」

P(アーニャは日本人よりも肌が白い分、顔が赤くなるとすぐ分かるんだよな)
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:13:53.47 ID:0jSvqX1a0

P「ああ。わざわざありがとうな。でも、何でそんな照れてるっていうか、恥ずかしがってるんだ? 前ボルシチ作ってあげますって言ってた時は、もっと気軽な感じだったじゃないか」

アナスタシア「ンー……ええと、考えてみると……私、男の人に、お弁当作るの、初めてだったので、そう思うと、緊張して……」

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:14:34.30 ID:0jSvqX1a0
また数日後。


P「うーん……フェスに参加させるあと一人が決まらんなぁ……まぁいいや、まだ時間はあるし……今日はこれで残業終了! お疲れ俺!」

以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:15:12.10 ID:0jSvqX1a0
P「今日のお弁当も美味しかったよ、ありがとうアーニャ」

アナスタシア「ダー♪ 良かったです」

P「ボルシチの他にも、なんかオススメのロシア料理ってあるのか?」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:16:54.60 ID:0jSvqX1a0
アナスタシア「もうすぐ、私の家に着きますね。プロデューサー、スパシーバ。送ってくれて」

P「気にしなくていいよ。それより、ちゃんとゆっくり休んでな」

アナスタシア「はい……あっ、今、ミチオール……流星、流れました」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:18:12.41 ID:0jSvqX1a0
そして、フェス当日。


P(あー……なんか、いつものライブ前より緊張するなー……まぁ俺が出る訳じゃないんだが……あれ、ていうか、なんかいい匂いがするような……)キョロキョロ

以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:20:30.28 ID:0jSvqX1a0
P(あの日、アーニャと一緒に帰った日。アーニャの言葉を聞いて、アーニャをフェスに出演させるのを決めた俺だが)

P(俺は、あの日以来、ずっとアーニャが心配だった)

P(アーニャはフェスに出演するメンバーの中では最年少の部類だし、同じ15歳の未央とは違い、どちらかと言えば、引っ込み思案な方だ)
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:21:01.22 ID:0jSvqX1a0
P『いいか、アーニャ。誰だって失敗はする。みんな隠してるだけで、誰だって、成功より失敗の方が遥かに多いもんさ』

P『だから、大事な事は、成功や失敗、それ自体より……多分、何よりも前に前に進みたいっていう意思があるかどうかだ』

P『少なくとも俺は、そういう意思を持ってる人を応援したいと思うし、力になってあげたいと思う……だから、それさえあれば、きっと、一人じゃないさ』


17:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:22:07.56 ID:0jSvqX1a0
アナスタシア「プロデューサーの言葉、アーニャ、絶対に忘れません……絶対に」

P(そう、力強く語るアーニャの、綺麗な瞳を見て……アーニャが俺の言葉を、実践し続けていたのだと、気付いた)

P(そして俺が考えるよりも遥かに、目の前の女の子は力強く成長しているのだということも)
以下略 AAS



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