14:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:18:12.41 ID:0jSvqX1a0
そして、フェス当日。
P(あー……なんか、いつものライブ前より緊張するなー……まぁ俺が出る訳じゃないんだが……あれ、ていうか、なんかいい匂いがするような……)キョロキョロ
アナスタシア「……」
P(ん? あれ、いい匂いがする方見たら、アーニャがいる……一人だ……なんか、物憂げな顔してる……そんな顔も、すげえ綺麗で見惚れちゃうけど……)
P(でもやっぱ……緊張、してんだろうな……当たり前だよな。初めてのホームじゃないライブだし……)
P(まぁ、少しでも肩の力が抜けるような言葉をかけてやらんとな……アーニャをこのライブに出演させるのを決めたのは、俺なんだし)
P「あー……アーニャ?」
アナスタシア「……シトー? プロデューサー? どうか、しましたか?」
P「いや、アーニャがなんか深刻そうな顔してるからさ、大丈夫かなって……」
アナスタシア「……プロデューサーは、やさしい人ですね。大丈夫ですよ。頭の中で、歌とダンスの確認、していただけですから」
P「……そっか。あー、邪魔しちゃったか?」
アナスタシア「ニェット……いいえ、プロデューサー。ちょうど終わった所ですから」ニコッ
P(……自然な、笑顔だな。緊張してるはしてるんだろうけど、気負いすぎてはいない感じだ)
P「ならいいけど。ところで、美波はどうしたんだ?」
P(大体ライブ前は、二人で緊張をほぐしあってるイメージがあるしな)
アナスタシア「アー……美波は、スタッフさんに呼ばれました。確認したいこと、あるらしくて」
P「なるほど」
アナスタシア「ふふふっ、プロデューサー。今日のライブは、太陽と青空が見えて、私達がいるステージには木洩れ陽が舞って……アーニャ、とっても楽しみです♪」キラキラ
P(……)
P「なぁ……アーニャ」
アナスタシア「なんですか、プロデューサー?」
P「……不安とか迷いとか、ないか?」
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