5:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:09:51.35 ID:0jSvqX1a0
アナスタシア「ン―、プロデューサー。ズヴェズダ……星、綺麗ですね」
P「そうだな。もうすぐ、七夕だし……今年は天の川、見れるといいな」
アナスタシア「ダー♪ ……アー。プロデューサー、良かったら一緒に、見ませんか?」
6:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:10:33.35 ID:0jSvqX1a0
P(数ヶ月前、アーニャが珍しくライブで、ちょっとしたミスを犯した)
P(勿論、ライブの進行自体に支障が出るような、大袈裟なミスじゃない。その後のMCで笑いに変えられるような、些細なミスだ)
P(別に回りのみんなもアーニャを責め立てるような事をしなかったし、俺もちょっとした注意くらいで済ませようと思っていたのだが)
7:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:11:10.23 ID:0jSvqX1a0
P『なぁ美波、アーニャがキラキラしすぎて生きてるのがつらいんだが……』
美波『……急に変なLINEしてこないでください』
8:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:12:21.05 ID:0jSvqX1a0
数日後。
P「あー、どうすっかなぁ」
P(俺は、事務所で一人、頭を抱えていた)
9:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:13:04.66 ID:0jSvqX1a0
アナスタシア「……アー……プロデューサー、その……ン―……///」
P「……どうした、アーニャ。頬を真っ赤にして、体調でも悪いのか?」
P(アーニャは日本人よりも肌が白い分、顔が赤くなるとすぐ分かるんだよな)
10:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:13:53.47 ID:0jSvqX1a0
P「ああ。わざわざありがとうな。でも、何でそんな照れてるっていうか、恥ずかしがってるんだ? 前ボルシチ作ってあげますって言ってた時は、もっと気軽な感じだったじゃないか」
アナスタシア「ンー……ええと、考えてみると……私、男の人に、お弁当作るの、初めてだったので、そう思うと、緊張して……」
11:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:14:34.30 ID:0jSvqX1a0
また数日後。
P「うーん……フェスに参加させるあと一人が決まらんなぁ……まぁいいや、まだ時間はあるし……今日はこれで残業終了! お疲れ俺!」
12:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:15:12.10 ID:0jSvqX1a0
P「今日のお弁当も美味しかったよ、ありがとうアーニャ」
アナスタシア「ダー♪ 良かったです」
P「ボルシチの他にも、なんかオススメのロシア料理ってあるのか?」
13:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:16:54.60 ID:0jSvqX1a0
アナスタシア「もうすぐ、私の家に着きますね。プロデューサー、スパシーバ。送ってくれて」
P「気にしなくていいよ。それより、ちゃんとゆっくり休んでな」
アナスタシア「はい……あっ、今、ミチオール……流星、流れました」
14:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:18:12.41 ID:0jSvqX1a0
そして、フェス当日。
P(あー……なんか、いつものライブ前より緊張するなー……まぁ俺が出る訳じゃないんだが……あれ、ていうか、なんかいい匂いがするような……)キョロキョロ
15:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:20:30.28 ID:0jSvqX1a0
P(あの日、アーニャと一緒に帰った日。アーニャの言葉を聞いて、アーニャをフェスに出演させるのを決めた俺だが)
P(俺は、あの日以来、ずっとアーニャが心配だった)
P(アーニャはフェスに出演するメンバーの中では最年少の部類だし、同じ15歳の未央とは違い、どちらかと言えば、引っ込み思案な方だ)
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