1:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:06:35.58 ID:0jSvqX1a0
P「なぁ、美波……」
美波「なんですか? プロデューサーさん」
P「いや、なんつーか、アーニャって……すげえ可愛いよな」
美波「……本当にいきなりなんですか。アーニャちゃんがすごい可愛いのはとっくの昔に知ってます」
P「そうじゃなくて、なんつーか最近、輪にかけてとんでもなく可愛くなっていくような気がしてさ」
美波「はぁ」
P「なんかもう、キラキラしてるっつーか、輝いてるっつーか……」
美波「はぁ……」
ガチャ。
アナスタシア「ドーブラャ ウートラ。プロデューサー、ミナミ。おはようございます」キラキラ
P「……な?」
美波「……なるほど、確かに輝いて見えるような気がします」
アナスタシア「……? シトー? 私の顔に、何かついてますか? プロデューサー、ミナミ」
P「いいや、なんでも」
美波「何でもないよ、アーニャちゃん」
アナスタシア「……?」
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2:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:07:18.83 ID:0jSvqX1a0
P「最近のアーニャに、なんかあったっけ?」コソコソ
美波「いえ、特には無かったと思いますよ。というか、直接アーニャちゃんに聞けばいいじゃないですか」コソコソ
P「そうなんだけどさ……大人にはあの年代の子の輝きは眩しすぎてな……」コソコソ
3:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:08:32.88 ID:0jSvqX1a0
P(アイドルのプロデューサーになって、結構な月日が流れたが、それにしても、最近のアーニャの働きぶりには目を見張るものがあった)
P(ダンスはキレキレ、喉の調子もいいらしく、歌声も絶好調。そして、何より本人が実に楽しそうで、最近のアーニャの評判はうなぎのぼりだ)
P(勿論、調子がいいのは喜ばしいことだし、別になにかしらを疑ってる訳でもないのだが)
4:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:09:18.30 ID:0jSvqX1a0
P「……あー、疲れた……」
P(山積みの仕事片付けるのに、今日も残業だったなぁ……まぁ、この仕事好きだからいいけどさ)
P(さてと、それじゃあそろそろ帰るか……)
5:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:09:51.35 ID:0jSvqX1a0
アナスタシア「ン―、プロデューサー。ズヴェズダ……星、綺麗ですね」
P「そうだな。もうすぐ、七夕だし……今年は天の川、見れるといいな」
アナスタシア「ダー♪ ……アー。プロデューサー、良かったら一緒に、見ませんか?」
6:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:10:33.35 ID:0jSvqX1a0
P(数ヶ月前、アーニャが珍しくライブで、ちょっとしたミスを犯した)
P(勿論、ライブの進行自体に支障が出るような、大袈裟なミスじゃない。その後のMCで笑いに変えられるような、些細なミスだ)
P(別に回りのみんなもアーニャを責め立てるような事をしなかったし、俺もちょっとした注意くらいで済ませようと思っていたのだが)
7:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:11:10.23 ID:0jSvqX1a0
P『なぁ美波、アーニャがキラキラしすぎて生きてるのがつらいんだが……』
美波『……急に変なLINEしてこないでください』
8:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:12:21.05 ID:0jSvqX1a0
数日後。
P「あー、どうすっかなぁ」
P(俺は、事務所で一人、頭を抱えていた)
9:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:13:04.66 ID:0jSvqX1a0
アナスタシア「……アー……プロデューサー、その……ン―……///」
P「……どうした、アーニャ。頬を真っ赤にして、体調でも悪いのか?」
P(アーニャは日本人よりも肌が白い分、顔が赤くなるとすぐ分かるんだよな)
10:名無しNIPPER[saga]
2017/06/21(水) 17:13:53.47 ID:0jSvqX1a0
P「ああ。わざわざありがとうな。でも、何でそんな照れてるっていうか、恥ずかしがってるんだ? 前ボルシチ作ってあげますって言ってた時は、もっと気軽な感じだったじゃないか」
アナスタシア「ンー……ええと、考えてみると……私、男の人に、お弁当作るの、初めてだったので、そう思うと、緊張して……」
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