25:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:22:09.29 ID:smyUCZOA0
新品の歌詞ノートを見て、よろよろと椅子に座る。
まっさらなページに目を落としているうち、視界がぼやけてくるのがわかった。
26:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:22:47.89 ID:smyUCZOA0
千歌「わけわかんないよっ! 4月? 始業式? だって、だって、踊ってたんだもん! 私、ちゃんとAqoursやってたんだもんっ!!」
ぽたりぽたりとページに無色の染みができる。
27:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:23:20.97 ID:smyUCZOA0
―――
28:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:24:42.93 ID:smyUCZOA0
くらりと眩暈がした。
視界が白くなった。
29:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:25:24.49 ID:smyUCZOA0
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30:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:26:08.57 ID:smyUCZOA0
あの声は、何だったのだろう。
いつも聞いている声だった。
31:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:27:01.10 ID:smyUCZOA0
千歌「もう一度、Aqoursを……」
32:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:28:08.39 ID:smyUCZOA0
梨子「……へ?」
千歌「スクールアイドルだよ! 歌って、踊るの! 梨子ちゃんの曲で! 私の歌詞で!」
33:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:29:02.53 ID:smyUCZOA0
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34:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:29:42.11 ID:smyUCZOA0
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梨子「千歌ちゃん、また来たの?」
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