26:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:22:47.89 ID:smyUCZOA0
千歌「わけわかんないよっ! 4月? 始業式? だって、だって、踊ってたんだもん! 私、ちゃんとAqoursやってたんだもんっ!!」
ぽたりぽたりとページに無色の染みができる。
千歌「嫌だ……嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!」
ノートのページをぎゅうっと握る。
1ページ目が、くしゃくしゃになって千切れていく。
千歌「わかんないよ! 帰してよ! 千歌をもとの場所に帰してよぉ……っ!」
子どもみたいに、手当たり次第に物を投げた。
ガンガンと音を立てて、そこらじゅうに傷ができる。
手元にものがなくなると、声にならない声を上げて、枕を思いっきり殴りつけた。
物音を聞き付けた志満姉に抱きかかえられるまで、ずっとずっとそうしていた。
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