28:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:24:42.93 ID:smyUCZOA0
くらりと眩暈がした。
視界が白くなった。
動かない身体の先に、誰かの人影が見えた。
『諦めないで。会いに来て』
『もう一度、走り出して』
誰かの声がした。変に聞きなれた声だった。
千歌「待って…! 誰なの? 皆はどこにいるの!? 待って、待ってよ――――」
曜ちゃんの浴衣、梨子ちゃんの目、夕焼けに染まったAqoursの皆の顔――様々な景色が波打っている。
そのまま視界はだんだんと薄れていき、私は気だるさに包まれながら、意識を失った。
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