67: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 20:30:20.96 ID:/+LAMdvF0
× × ×
「結衣先輩、せっかくですし、何か皆さんに一言どうぞ!」
「いろはちゃん……うん、そう……だね」
68: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 20:32:12.67 ID:/+LAMdvF0
× × ×
それからしばらく。
飲めや歌えやの祭りが終わり、後片付けも済んだ頃、夕日が差し込む教室で1人、俺は窓の外を眺めていた。
69: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 20:34:28.29 ID:/+LAMdvF0
「隼人君に優美子、とべっち達にいろはちゃん、さいちゃんにさがみん、ゆきのん、小町ちゃん、中二に……みんながお祝いしてくれた事もそうだけど。一番嬉しかったのは、ヒッキーがみんなと一緒にいてくれた事なんだ」
「由比ヶ浜……」
その時だった、不意に背中に感じる、とても温かく、柔らかい感覚。
70: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 20:36:45.64 ID:/+LAMdvF0
「……それ以上はまだ、言わないでくれ、頼む」
「…………ヒッキー……」
71: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 20:39:58.91 ID:/+LAMdvF0
「ヒッキー…………」
「由比ヶ浜……」
由比ヶ浜の腕を振り解き、俺は言葉を続ける。
72: ◆A95oCT.s2k[sage saga]
2017/06/18(日) 20:41:17.35 ID:/+LAMdvF0
エピローグ
“誕生日”……。
年に一度、自分がこの世に生を受けた事を感謝する記念日であり、その親や友は、その者がこの世に生まれて来てくれた事に感謝し、その者の健やかなる成長を願う日でもある。
73: ◆A95oCT.s2k[saga]
2017/06/18(日) 20:46:14.57 ID:/+LAMdvF0
終わりです。
創作自体数年ぶりで久々に投下してみましたがいかがでしたでしょうか。
74:名無しNIPPER[sage]
2017/06/18(日) 22:09:26.60 ID:mB+uqXrk0
乙です
75:名無しNIPPER
2017/06/18(日) 22:57:24.64 ID:LCphR7iCO
乙
76:名無しNIPPER[sage]
2017/06/18(日) 23:35:27.33 ID:WJ7/4t7ho
乙
77:名無しNIPPER[sage]
2017/06/19(月) 00:18:48.73 ID:LGx4wTY5O
おつ
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