1: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/06/18(日) 14:02:56.20 ID:jaZH9zCq0
固い絆は消えないないモノだと思ってた。血のつながりは色あせないモノだと信じてた。
そうじゃなかった。何年も隣にいたんだとしても、実の姉妹だろうとしても、あの日のようには交われない。
いや、あの時の関係は何も変わってない。人が変わったんだ。
お互い離れていた時間。その間に、あの人は大切なものをたくさん見つけて、わたしはスカすようになった。
たったそれだけ。でも、たったそれだけで、わたしはあの人と昔のように話すことが出来なくなったんだ。
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2: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/06/18(日) 14:26:10.12 ID:jaZH9zCq0
風雲「で、また陽炎さん避けてきたの」
秋雲「ははは」
風雲「誤魔化さないでよ。いい加減、ぶつかっちゃいなさいってば」
3:名無しNIPPER[sage]
2017/06/18(日) 18:51:16.43 ID:W9G57KWSO
yaggy
4: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/06/19(月) 01:31:09.90 ID:ZKCCqDAx0
秋雲「はぁー、またやっちゃった」
「言われなくたって分かってるって。こんなのダサいくらい。でもさ――」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
5: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/06/20(火) 11:57:29.68 ID:aAimCVvJ0
陽炎さんとは艦娘になる以前からの付き合いがあるというか、実の姉妹であった。
四年ほど前に親が離婚するまで、わたしは毎日のようにあの人の後を着いて遊んでいた。
人が少ない町ってこともあって、年が近い子も遊ぶ場所もないもんだから、そうするしかなかったってこともあると思う。
6: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/06/22(木) 15:23:28.69 ID:a03eorkl0
ばあちゃんが死んだあとに親が離婚しちゃって、あの人とは離ればなれになったんだよ。
二人とも田舎なあの町が嫌だったみたい。でもお父さんがばあちゃんのお世話しなきゃいけなかったみたいで住んでたんだって。
葬式終わったらお父さんはあの人連れて、わたしはお母さんの方に着いてったよ。
7:名無しNIPPER[sage]
2017/06/23(金) 20:07:46.50 ID:Mka8AH5Bo
乙カレー
8: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/06/23(金) 22:39:11.38 ID:wV89oVV80
授業は着いていけたんだ。お母さんがずっと前からその気で勉強教え込まれてたし。
でも放課後はすぐに家に帰ってた。することも寝るか写真見返すくらい。
都会生活mお落ち着いたら漫画とか嵌まって、絵とか書いてて、気づいたら卒業。
9:名無しNIPPER[sage]
2017/07/11(火) 16:06:12.95 ID:bKpBeLcM0
はよ
10: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/07/24(月) 16:25:26.08 ID:VklIcfSE0
すいません。せっかく読んで貰った方には申し訳ないのですが、書き直させてください。
11:名無しNIPPER[sage]
2017/07/24(月) 17:38:19.62 ID:tl7TTk7Po
ういー
12: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/07/25(火) 00:08:57.67 ID:IoR8Tqv60
ではやり直しをさせていただきます。
やり直し前のものと食い違いによる、混乱をさせてしまったら申し訳ありません。
今更ながらに注意なのですが、本話は艦娘は元人間の志願兵設定の世界で、ねつ造設定を盛り込んでおります。
特筆として陽炎と秋雲は艦娘以前から実の姉妹関係があり、妹秋雲は活発な姉陽炎に対して敬愛しています。
13:名無しNIPPER[sage]
2017/07/25(火) 00:15:36.97 ID:p+GwtZ3bo
うい
14: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/07/25(火) 00:16:46.05 ID:IoR8Tqv60
固い絆は消えないないモノだと思ってた。血のつながりは色あせないモノだと信じてた。
そうじゃなかった。何年も隣にいたんだとしても、実の姉妹だろうとしても、あの日のようには交われない。
いや、あの時の関係は何も変わってない。人が変わったんだ。
15: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/07/25(火) 00:43:04.72 ID:IoR8Tqv60
??「ちょっと、突っ立ってないでよー」
秋雲「す、すいません。ってねえ――じゃなくて、陽炎さん」
陽炎「あ、秋雲じゃない。奇遇ね、一人でどうしたの?」
16: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/07/25(火) 00:43:38.69 ID:IoR8Tqv60
陽炎「なーにかしこまってんの。それに余所余所しい! お尻椅子から落ちてるじゃない。もっとくっつきなさいって」
秋雲「ひゃっ!? 近い! 近いから!」
陽炎「アンタが離れるからじゃない」
17: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/07/25(火) 01:33:04.59 ID:IoR8Tqv60
秋雲「なんだよ、なんだよ、なんだよ! もう4年くらいあってなかった妹にそれかよ!
つめたくない? つめたいでしょ! あああぁぁぁ!!」
風雲「久々に荒れてるわね。部屋の外まで聞こえそうよ」
18: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/07/25(火) 01:36:13.80 ID:IoR8Tqv60
風雲「……ちょっとなんだけど、盗み聞きしてた」
秋雲「悪趣味」
風雲「(イラッ)……秋雲が行った後にさ、
19: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/07/25(火) 01:37:28.67 ID:IoR8Tqv60
秋雲「痛っ! ちょっと、急にお尻叩かないでよ!」
風雲「秋雲がしょげてたからね。早速気合いを入れてあげようと」
秋雲「だからって。もっと優しい方法無かったの?」
20: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/07/25(火) 01:38:23.37 ID:IoR8Tqv60
今夜は以上となります。失礼します。
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